◎それでは順に見ていきます。
◎「Webシールド」---InternetのWebサイトから来る全てのHTTP送信を監視・フィルターする。WWW経由で配布される増加するウィルス(他のmalware(破壊工作ソフト)、
adware、spyware、ダイヤラ)に対して効果的な対応策の必要性も
増加している。WebシールドはMicrosoft Internet Explorer、FireFox、
Mozilla、Operaに透過的なHTTPプロキシとして動作し、それらと互換性がある。
他の多くの競合するソフトと違いWebシールドはブラウズするスピードに対してはほんの少ししか影響を与えない。これはローカルにキャッシュすることなしに、その場で対象をスキャンする「Intelligent Stream Scan」と呼ばれる独特のフィーチュアがなせることである。
Stream ScanningはDiskに書き込むことなしにメモリで処理される。これが最大のスループットを可能にしている。
◎「インターネット・メール」---SMTP、POP3、
IMAP4、
NNTPのプロトコル・レベルで一般的なScan動作をする。それはこれらのプロトコルを使用する既存のE-メール・クライアントを保護するのに有効である。
Version4ではE-メールをheuristic analysis(経験則による分析)を実行する。これは新しいVirusや知られていないVirusやワームに対するきわめて有効な保護である。heuristic moduleは全てのVirusがあるかも知れない全てのE-メールの不審なサインを
監視し調査する。ユーザが定義したこれらのサインの数を超えたとき危険と見なされ警告される。
「接続のタイムアウト」のPopUpが出たらここを参照して下さい。
◎「Networkシールド」---Internet ワーム/攻撃に対して保護する。全ての悪意のある内容のネットワーク・トラフィックを分析・スキャンする。軽量のファイヤー・ウォールとしても見なされる(もっと正確に言うと侵入検知システム)。
NetworkシールドはNT-Based Systemだけに利用可能である(Windows NT/2000/XP/2003)。
◎「Outlook/Exchange」---これはMicrosoftのOutlookへのスペシャル・プラグインです。特別な設定無しに完全にメールをScanする。
◎「P2Pシールド」「インスタント・メッセージ」---現在30以上のP2P、IMに広範囲に対応している。
チャット自体はウィルスからのリスクがあるわけではないが、今日のIMソフトはただのチャットをするツールではなくなっている。
それらの多くは洗練されたファイル共有の方法をサポートしている。それらをちゃんとモニタしていないと容易にウィルスに感染してしまう。P2Pに対してはそんなに説明しなくとも良いだろう。今日のP2Pネットワーク(例えばKazaa:人気のあるP2Pのファイル共有サービス)
には数千の感染したファイルがある。そこでは効果的な保護が必要である。
◎「標準シールド」---常駐保護(コンピュータのリアルタイム保護)、これは今日のAntiVirusプログラムの最も重要な一つである。avast!はコンピュータがVirusに感染するどんな機会にも、それ以前に検知することが可能である。
ファイルシステム保護はコンピュータでVirusが開始しないことを確実にする。それは広範な設定を提供する。例えばコピーする前にScanする、拡張子だけを含んだファイルをScanするなど。
◎じゃあ、どう設定するかですが、
「Webシールド」Internetを使用するには必要ですね。
「インターネット・メール」E-メールをやり取りしていたら必要ですね。
「ネットワーク・シールド」他から侵入されたくないなら必要でしょう。WindowsXP−SP2のファイアウォールとの関係は不明。しかしWindows98やWindowsMeを使用のパソコンは不要ですね。
「Outlook/Exchange」OutlookExpressを使用している方は関係ないと思われます。
「P2Pシールド」「インスタント・メッセージ」これらを利用している方は必要ですね。
「標準シールド」最初にDisk全体を検査していたら不要かな。使用しているとプログラムの起動に一瞬の遅さを感じる。私は不要。Shutdownが正常に終了しない時も不要。因みに「不要」は「終了」にする意味です。
◎関連 avast!登録方法
(2005/07/23)
「avast! 接続のタイムアウト」についてはこちらをご参照ください。
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