2010年06月20日
TK-UP01MABK
前回、前々回に引き続き、PC自作支援で依頼されたPC構成機器の検討・選択・購入である。
マウスは現在使用されているものを引き続き使用するとのことなので検討・購入はしない。キーボードに関してもメーカなどの指定は無いので、私がPC自作支援で多く採用しているELECOMのTK-UP01MABKにする。私もこのシリーズのものを使用している。既に5年程度使用しているが不具合は発生していない。しかしキートップに印刷された文字がかすれてきたキーもある。キートップを見ながら打つわけではないので支障はない。
使用していない時には、キーボードを立てた状態にできるので、前面で書き物をするときには便利である。そのためにキーボードケーブルは横から出るようになっている。人によっては、これが邪魔に感じるかもしれない。価格は安いので使い込むとキートップの表面がテカってくるが、それが醜いと感じたら新しいキーボードを購入する時期の目安になるだろう。
ディスプレイは、私が気に入っているBENQのE2420HDで24インチの16:9の横長ディスプレイである。以前の「パソコン購入サポート」でも、このディスプレイを選択した。最初にBENQのディスプレイを選択したのは、やはりPC自作支援で「E2200W」であったが、この時のクオリティの高さから、BENQの製品に注目するようになった。いつもスピーカ内蔵の製品を選択する。PCからの音にこだわるようなら外付のスピーカが必要であろう。OSが出す音が聞こえて、BGMとしてPCで作業をしながらiTunesで音楽を小さく鳴らす程度なら、スピーカ内蔵のディスプレイが便利である。
表示が暗い時や、部屋が少し暗い状態でPC操作を行うときに自分の姿が映るような光沢液晶は耐えられない。自分の間抜けな顔が映る。店頭で見ると非常に綺麗に見えるが、実際に使用する環境では、私としてはお薦めではない。
インターフェースとしてはRGBx1、DVI-Dx1、HDMIx2と豊富である。特に現在TVなどで主流となっているHDMIを2個装備している。DisplayPortは装備していない。音声と画像を一本のケーブルで転送してくれるので接続が簡単である。RGBやDVIを接続する時に回すネジもない。あのネジも入り組んだケーブルの中を引き出す時に引っかかるのは邪魔である。
OSはWindows7 HomePremium 32bit DSP。64bitも考えられるが、お客様が外付の機器を購入したりすること考慮するとまだ一般的な32bitとしておく。
OfficeスイートはMicrosoft Office Personal 2010アップグレード優待版。現在のPCにOffice2003がインストールされているので、アップグレード版で購入価格を下げる。Amazonで6月17日の発売以前に購入予約を入れておいたら、発売当日に配送された。
バックアップソフトは「DriveImage XML」。このソフトはWindows7も対応している。WindowsVistaでこのソフトを使うには、UACを回避する特別なバッチを必要としたが、Windows7ではその必要もなく、ダイアログが表示されたらOKを一度クリックするだけで稼働する。UACの設定は上から2段目で実行できる。
プリンタやマウスのドライバ、インターネットの設定は納品時に行う。
投稿者 owner : 2010年06月20日