2010年06月08日

MSI 880GMA-E45

PC自作支援の依頼があり構成機器を検討した。

全体的にコストセービングして、パフォーマンスを上げるのを第一義に機器を検討している。お客様の希望事項はほとんど無い。インターネットやオフィスがストレス無く動作すること。マウスは現在使用しているロジクールの「MX-1000」を引き続き使用したいとの事ぐらいです。

グラフィックカードが不要なオンボードグラフィックを採用する。ちょうどAMDが「880G」を発表して製品が販売開始されている。サウスブリッジは「SB850」でSATA3で6Gbpsをサポートする。また全USBポートではないにしてもUSB3.0が複数ポートでサポートされている。これからはUSB3.0の機器が多くなるであろうから、この機能は必須であろう。

そんな観点とコストから選択したのが「MSI 880GMA-E45」である。USB3.0チップはNEC製コントローラチップを採用している。オーバークロックをする予定もないがそれらの機能も搭載している。HDMI、DVI-D、D-Subの3系統の出力端子を備えている。Micro-ATXではメモリスロットを2本しか搭載しないマザーボードもあるが4本搭載し、MAX16GBとなっているので将来64ビットOSに変更した場合でも不足することは無いだろう。そんなに長く使用しないかも知れないが。秋葉原に購入しに行った時には置いてある店舗数が少なかった。

最新のBIOSでは95Wではあるが6コアのCPUに対応するようになっているが、現在95Wの6コアCPUは発売されていないようである。近い将来、AMDは95Wの6コアCPUを発表する予定があるのだろうか。CPUパワーが足りなければ、CPUの換装も可能であろう。「M-Flash」を初めて使用してみた。MSIのサイトに新しいBIOS17.4がアップされているのだが、「LiveUpdate4」に検索させても「見つからない」と答える。それではBIOSをダウンロードして、「M-Flash」でアップデートさせた。USBドライブを設定するだけではなく、そこからまたフォルダやファイル名を指定するのが「こつ」かな。

当然、CPUはAMD。1MHz当たりの単価が一番安い「AMDⅡ X2 250」にした。インターネットやオフィスを使用するには充分である。PCの使用ソフトを変更してCPUパワーが足りなくなったら、CPUだけを換装することも可能だし。

メモリは「PC3-10600 2GB 2枚組」で合計4GB。マザーボード周りはこれで完了。


https://www.ktservices3.com/

投稿者 owner : 2010年06月08日