2026年03月17日

使用済ノートPCのSSD再利用

お客様がWindows11対応のノートPCを購入し、データ移行も終了して数カ月経過して、Windows10対応のノートPCを廃棄したいので、どうすれば良いかとの相談があった。

Windows10対応のノートPCを購入し、使用続けて7年程度経過している。Excelなどに入っているデータには個人情報満載である。ましてや備忘録の為にパスワード一覧的なものも記録されている。これを廃棄業者にそのまま渡すには、かなりのリスクが生じると考えている。

ちなみに松戸市のホームページによると「環境省・経済産業省から認定を受けたリネットジャパン」への排出が記述されている。データの消去については「自分で消去」か「消去をおまかせ」かを選択可能であり、「HDDを抜いたPC」でも回収可能であるとのこと。

私が20年ほど前に、お手伝いしていた会社で中古PCを購入したのでHDDをチェックしたら、以前の使用者のデータが丸々残っていた事があった。今ではこのようなことも少なくなっているだろうが、データが漏洩しているようなニュースを見ると、皆無ではないだろうと思われる。

このようなことが無いように、お客様にはSSDを抜いて、市役所なり廃棄業者に廃棄依頼しましょうと提案した。また抜いたSSDはチョット大きめのUSBメモリとして再利用することも提案した。

以前からの調査で、Windows10で使用していたノートPCは2.5インチのSSDが内蔵されてるので、2.5インチのSSDを外付けするケースを購入した。

ケースはUSB3.1GEN1対応なので、ほぼSATA SSDのスピードと同等となる可能性が高い。これならUSBメモリとして使用するにも遜色ないスピードで使用可能と思われる。

Windows10を使用していた少し前のノートPCであれば、PCの裏面にはHDDやSSDを外す部分や、メモリの増設用にメモリ部分の蓋があったのだが、このPCにはそのような蓋に該当する部分が無くて、ノートPCの裏部分全てを外さなければ、そこにアクセスできない構造になっている。

DELLのInspironにメモリ増設・HDDをSSDに換装で作業したのと同じような構造である

PCのメモリなどは高騰しているが、メモリカードはそのままPC内に残すことにした。SSDを抜き出したのでPCの裏部分のネジ止めを元に戻して、抜き出し作業は終了。

抜き出したSSDを外付けケースに収納する。SSDの厚さ調整用のシールも付属していたが、調整する必要はなく、厚さとしては丁度良い状態だった。

付属しているUSBケーブルを接続し、ノートPCのUSBへ挿す。ほどなく外付けSSDを認識してノートPCからアクセス可能になる。他のUSB接続機器と区別しやすくするために、VOLUMEに名前をつける。

最初にこれまで使用していた部分を見ようとすると、管理者権限を要求されるが、それ以降はどの部分でもアクセス可能である。もしWindows11への移行漏れがあったとしても、これまでの利用部分を消去しなければ、いつもで探し出せる可能性を残しておく。

これで、いつでもWindows10で利用していたノートPCは廃棄処分(市役所へ依頼したり、廃棄業者へ依頼)するのに、セキュリティの漏洩は心配せずにいられる。お客様の時間的に都合の良い時に、家の外に出せる状態になった。

使用済のPCを破棄する場合にも一手間かけることにより、個人情報漏洩のリスクを下げることが可能となり、新しい外部記憶装置を手に入れることが出来た。


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投稿者 owner : 2026年03月17日