2024年03月14日

KeePassXC 使用開始

「窓の杜」にKeePassXCの記事が掲載されていた。

これまでパスワード管理アプリとして「KeePass」を利用してきている。パスワード管理DBは重要なので、PowerShellを使用してローカルとクラウドに二重にバックアップを自動的に取得するようにもしている。

使用方法や機能に関して不満はなかったが、「窓の杜」を読んだらKeePassXCがパスキーにも対応するようになったと記述されている。確かに昨今、目にする「パスキー」もセキュリティに関しては重要になってきている。すぐに使用しなくても準備して、対応可能なようにしておくことも必要だなと感じた。

「窓の杜」は毎日目を通しているが、「KeePassXC」の記事が出るのは少ないのではないだろうか。「KeePass」は使用していると「新しいバージョンが発表されましたヨ」と知らせてくれるので、いつも最新にしているので、他のパスワード管理アプリに関しては調べてもいなかった。

「KeePassXC」は「KeePass」からフォーク開発されたらしく、シリーズとしては最新のようなので、ダウンロード→インストール。

「KeePassXC」は「KeePass」のKDBXを移行する必要もなく、そのまま読み込んでくれる上位互換性があるので、これまで使用していたKDBXを読み込ませて、エントリーがそのまま展開されるのを確認する。

「KeePass」でも可能なようだが、Webサイトのファビコンをエントリーに表示させることができるようなので、いくつかのサイトを実行してみた。取得できるサイトもあるし「失敗した」と表示されて取得できないサイトも有る。ファビコンの取得に「DuckDuckGo」を内部で使用しているようなので、それの関係かも知れない。

「KeePass」の操作に慣れているので、「KeePassXC」の作法に慣れていかなければならないが、それほど困るような操作方法は無いように思える。

「KeePassXC」で保存したKDBXと、「KeePass」で保存したKDBXがどちらか判らなくなるのを防ぐために、保存するKDBXのファイル名は少し変更する。上位互換はあっても、下位互換とは限らないので。

少し使用してみて、「KeePass」に戻ることはないと思われるので、「KeePassXC」のKDBXの「KeePass」と同じように二重にバックアップを取得するように自動化のPowerShellに変更を加える。

出来上がっているPowerShellを少し変更して、そのスクリプトで実行してみて正常に二重にバックアップが取得されていることを確認した。

デスクトップ上に貼ってあった「KeePass起動」のショートカットは「予備用フォルダ」に移動して、そこに「KeePassXC起動」のショートカットを貼った。

「KeePassXC」の本来の機能には未着手だが、徐々に使用していくことになるだろう。ネット上の情報はまだ圧倒的に「KeePass」の方が多いようで、インストールと基本的な操作方法のみが多い。「KeePass」を使用していたら基本的な操作方法は知っているので、もっと突っ込んだ「KeePassXC」の情報を探すには英文サイトを参照しなければならないかも知れない。

それもPCを使用する楽しみではあるが。


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投稿者 owner : 2024年03月14日