2024年03月10日
モータウン・サウンド 101曲
モータウン・サウンドが101曲入った5枚組CDを購入。
過去に購入したレコードやCD、気に入った曲を振り返ってみるとモータウン・サウンドが多い。
「ウエスト・サイド物語」で使用されていた「Somewhere」をダイアナ・ロスが歌っていたのが気に入り、そこから「The Impossible Dream」などを聴いて「ダイアナ・ロスとシュープリームス」を聴くようになった。
2000年に米国へ出張したときに、自由時間にレコード店でモータウンのCDを探したこともある。
さて、このCDは「The Jackson 5」から始まり、「The Supremes」、「Marbin Geye」、「Stevie Wonder」、「Smokye Robinson & Miracles」とモータウンのそうそうたるメンバーの曲が5枚のCDに入っている。
5枚のCDは本のようなケースに入っているのかなと思っていたが、横一列の平板なケースに入っていた。
Amazonの中古で発注したのだが、発注先がイギリスの中古店だった。キャンセルすることもせず到着を待ったら12日後に郵送されてきた。格安だったので船便かなと思ったが航空便だった。Amazonが表示する予定よりも早かった。
CDに入っている楽曲の発表年度を調べたら、最古は「1964年」、最新は「1991年」。前回の東京オリンピック開催の頃に、アメリカではモータウンのようなレーベルが活躍していたのか。日本ではその後、グループサウンズが流行しだして多くの若者が音楽に関係するようになってきていた。
まだこの時代の曲は歌われ続けている。アレンジなどは現代的になっているが、底辺に流れている曲調はこの当時のものである。
カーペンターズのカバーで流行した「プリーズ・ミスター・ポストマン」は、ビートルズのカバーかなと思っていたが、ビートルズもモータウンのマーヴェレッツのカバーだったと、このCDの内容を調べていて発見した。ビートルズの曲について調べたこともなかったが。
劇場公開時には見ていないが、TVで「メーキング・オブ・モータウン」が放映されていた。モータウン創始者のベリー・コーディとスモーキー・ロビンソンが案内を進めながらモータウンの初期からの60年間を振り返る。
モータウンのスター達の初期の映像や、モータウンがスター達を育成するシステムをどのように作り上げていったかが紹介されている。人種差別と闘いながら世界的なレーベルとなった。
多くの作品を発表しているスモーキー・ロビンソンの人柄の良さが映像の中から感じられる。ダイアナ・ロスの第一子がベリー・コーディとの間に生まれたのも、このCD、映画について調べていてわかった。色々好きだけれども、何も調べていなかったな。
The Teddy Bearsの「To Know Him Is To Love Him」という曲があるが、邦題は「会った途端に一目惚れ」とか「つのる想い」とかに訳されている。私は「知ることは愛すること」と直訳して、気に入っている。逆に「好きなら調べる」ことが必要だろう。ビートルズも歌っている。
話の内容が逸れてしまっているが、このCDが気に入って楽しんでいる。
投稿者 owner : 2024年03月10日