2024年03月02日

Edgeのバージョンアップでトラブル遭遇

Edgeのバージョンアップが発表されていたので、いつものようにEdgeの「ヘルプとフィードバック」→「Microsoft Edgeについて」→「バージョン情報」を確認して、アップデートを実行→Edgeを「再起動」。

Edgeに設定している起動時に開くべきページが「Out of Memory」のエラーが表示されて開かない。パソコンのメモリが足りないはずはない。タスクマネージャを表示して確認してみるが、そんなことはない。Edgeの「設定」さえも開けない。これでは現状確認もできない状態。

Edgeはメインのブラウザではない。かなり前になるが、ブラウザを一種類だけ使用していてはそれにトラブルが発生したら、必要になるダウンロードやネット検索ができなくなるのを懸念して、「Chrome」「Brave」「Firefox」「Vivaldi」「Edge」をダウンロードして、最新の状態に保つようにしている。

Edgeが使用できなくなってもネット検索等に支障は出ないが、不完全な状態のアプリをインストールした状態にしておきたくはない。

世界中にはトラブルを解決した先人たちがネットに公表しているだろうから、Googleおじさんの検索にゆだねる。米国のサイトもひっかかるように「edge out of memory」と入力してみるが、過去にも同様なトラブルが発生していたようで、そのような内容がほとんど。

そんな過去ではなく、直近の過去(今日)のポストを調べたいと思い「Yahoo リアルタイム検索」を開き、同じように「edge out of memory」で検索する。

そこには私と同じトラブルに巻き込まれた方々がツイートして、調査した内容が記述されていた。ここで判明したのは「設定」→「プライバシー、検索、サービス」→「追跡防止」で「厳重」になっていると、「Out of Memory」で表示されなくなる。記憶の中に「厳重」に設定したなとうっすらと覚えている。ゲストモードやプロファイルを変更すると表示されるようになるとのこと。

プロファイルを変更してタブを開くと表示される。「設定」も表示される。しかし自分のプロファイルではないので、「設定」内容を変更しても自分のプロファイルには反映されない。プロファイルをコピーして上書きできないか、レジストリを変更してEdgeの外側から変更する手順を探したが見つけられない。

Edgeをロールバックして直前のバージョンに戻す手順を探したが、ドメインに参加させているPCでなければ出来ないようである。

米国でも韓国でも同様トラブルがポストされてきている。「reddit」でポストしている人たちは発信力が高いから、マイクロソフトにレポートを送信した人もいるようだ。

世界中で問題が発生しているようなので、マイクロソフトも早急に対応するだろう。これまで2~3時間調べたりしていたが、明日にはマイクロソフトが何らかを発表するだろうと思い翌朝を待った。

さて、朝を迎えた。

PCを起動して、Edgeはバージョンアップされているだろうと「確信」してネット検索をすることもなく作業を開始した。

一般的にはPCの起動時にEdgeが自動的にアップデートされるように「タスクスケジューラ」に設定されているが、私はPCの起動時に、このようなタスクが重なり起動が遅くなるので、Edgeの自動アップデートは停止させている。

「コントロールパネル」→「プログラムと機能」の中の「Microsoft Edge」を右クリックし、「変更」を選択すると「ダウンロード」→「インストール」された。

バージョンが「122.0.2365.63」から「122.0.2365.66」にアップされた。

引き続き「Microsoft Edge WebView2 Runtime」も同様に「ダウンロード」→「インストール」。

Edgeを起動すると何事もなかったように、起動時に開くように設定している複数のタブが表示された。

その後、昨日ポストされていたサイトを確認すると、マイクロソフトが「122.0.2365.63」を破棄して「122.0.2365.66」が発表され、それを適用したことによりトラブルが解消された記述が見られた。

私がEdgeのバージョンアップ記事を見つけて、適用して、トラブルに遭遇して、解決されるまで20時間程度を要した。マイクロソフトの技術者?エンジニア?プログラマ?が対応しなければ根本的な解決は出来なくて、逃げ(一時的な対応)の手順でしか対応できないだろう。

やってしまったマイクロソフトの技術者や、それのリリースを許可した上司も青ざめただろうなと推測する。

しかし、世界中のユーザの調査やポストがプログラムの不具合箇所の特定を早めて、対応すべきプログラムのコーディング場所は頭の中に浮かんだことだろう。

私自身もトラブルの現象箇所を見つけるのに、英語や韓国語のポストを読むのにブラウザの「翻訳機能」を利用したのは言うまでもない。会社勤めの初期の頃に、英語のマニュアルを読み、知らない単語を辞書で調べていた頃とは雲泥の差である。便利な時代になったことに感謝。


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投稿者 owner : 2024年03月02日