2021年03月28日
Microsoft Edge キャッシュのRAMDisk化
Microsoft EdgeのキャッシュをRAMDisk化した。
いつも使用しているブラウザーはGoogle Chromeだが、Firefox、Vivaldi、Edgeの4種類のブラウザーはいつも最新の状態に保っている。
ずいぶん前だが、一種類のブラウザーだけを使用していて、そのブラウザーにトラブルが発生して修復されるまでまともにインターネットが使用できなかった経験があり、それの保険を兼ねている。
ブラウザーのキャッシュはインターネットが遅かった時代や、Webサイトの更新頻度が少ない場合には、ローカルにあるHDDを参照したほうが早かったであろう。
しかし、インターネットの速度は向上し、Webサイトの更新は前日と比較して全く新しくなる程に頻度は上がっている。
我が家のインターネット速度も200Mbpsを超えるほどになっている。ADSLの時代とは大違いだ。
HDDもSSDになり、ローカルに書き込まれるキャッシュのスピードも上がっている。
既読のWebサイトを、ブラウザーがローカルで参照するよりも、いつも新しくダウンロードしたほうが早い時代になった。
しかしブラウザーの機能としてキャッシュは必要なのだろう。それでは毎回ブラウザー終了時に削除する設定にしても良いのかも知れないが、終了に時間がかかるようになるのでは。
キャッシュをRAMDiskに設定して、HDDよりもSSDよりも早い、メモリに書き込み、再起動やシャットダウン時には削除・消去されて、次回のブラウザー起動時にキャッシュを作成すれば良いと判断。
既にネットを調べて、Chrome、Firefox、VivaldiのキャッシュはRAMDisk化してあった。
しかし、Chromium版Edgeになる前のEdgeは、調べてもキャッシュの場所を変更する・これだと考えられるような説明をネットで見つけられなかった。
最近、Edgeが垂直タブの設定が出来るようになったとの記事を読んで、それを試してみたりしていて、そう言えばキャッシュの設定はどうなっているかなと調べた。
親切なネット住民の皆様が、丁寧に説明してくださっている。嬉しい限りです。
たどっていくと、Google Chromeと全く同じ階層にMicrosoft Edgeのキャッシュが存在している。
C:\Users\ユーザ名\AppData\Local\Microsoft\Edge\User Data\Default\Cache
さすがChromium化されたEdgeである。その辺りは変更されずに、そのまま使用されているようだ。
このCacheを削除する。
Edgeが起動する時に、Cacheを作成させるには
Microsoft Edgeのショートカットのプロパティを開き、その「リンク先」に、例えば
「 --disk-cache-dir="R:\EdgeCache"」 を付加する。
これで、起動時に「Rドライブ」に「EdgeCache」という名のフォルダを作成し、それを使用する。
私の「Rドライブ」はRAMDiskなので、RAMDisk上にその都度作成し、シャットダウン時や再起動時には削除される。
上図は、Chrome、Firefox、Vivaldi、Edgeを起動し、それぞれのキャッシュがRAMDisk上に作成された状態。再起動すれば削除されている状態になって、残っていない。
その都度、キャッシュは少ない状態から始まるので、ブラウザーが参照する時間も少なくて済むはずだ。それでブラウザーの動きが早くなっているのかは体感できない。キャッシュがSSDからメモリになったことによって動きが早くなったのかも体感できない。
何のためにやっているの。自己満足かな。
関連リンク 注意!! アプリ起動ショートカット内容が変更される
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投稿者 owner : 2021年03月28日