2020年11月03日

両面テープだけで室内LAN配線

マンションのネット環境リニューアル化の工事日が目前に迫って来た。折角200Mbpsに増速されるので、これまで無線でのネット環境だった部屋も有線環境へ移行することにした。

どのようなルートでLANケーブルを這わせるかを検討する。一般的には床を這わせるのだろうが、途中にキッチンへ入らなければならない、またトイレに入るドアもある。

布の薄いケーブルモールもあるが、通路をまたぐ場所が盛り上がっていると、これから齢を重ねて老齢化していくと、バリアフリーが重要でもあると考える。

細いケーブルモールを調べていると、車用のモールが細く空洞部分もLANケーブルが入れられる。試しに購入してみる。

天井と壁の境目を這わせるか。ドアの上も這わせられる。LANケーブルを部屋に入れるには、ドアの下部が少し空いているので、そこから入れられる。上部から最下部への配線はドアの木枠が少し出ているので、そこを利用する。

LANケーブルはフラットで、ギガビットに対応した物を購入する。Cat6で15m。

LANケーブルの厚さは1.5mm。横幅6.2mm。

LANケーブル上からカバーするのではなく、LANケーブルの壁側で支える方法としては、両面テープを検討する。

両面テープも数種類利用した経験があるが、LANケーブルを配線したら再剥離性は必要ではない。LANケーブルが断線したりすると、交換の必要性があるが、コネクタ以外で不良になった経験は無い。

出来るだけ強力な両面テープを使用したい。3Mの両面テープならどうだろうか、購入してみる。

ダイソーの「超強力 アクリルフォーム 両面テープ」は粘着力が強く剥がれにくいのは経験しているが、白や透明の物は見つけていない。

ネットでダイソーの良さそうな両面テープを見つけて、近くのダイソーに出かけたが、見つけられなかった。我家の壁は布状なので「布用」の両面テープなど二種類ほど購入してくる。

短く切った両面テープを目立たない場所テストしてみた。それらの中で、コレッと決めたのだが、結局はダイソーの「強力布用両面テープ」。

横幅が15mmなので、このままでは広すぎる。半分に切ると横幅が6.2mmのLANケーブルにほぼ良い感じ。

この半分に切る作業が面倒。物に貼り付けて定規を合わせてカッターで切るわけには行かない。それだと両面テープ面が剥がれてしまう。宙に浮かせた状態で、ハサミで切っていく。ハサミにも張り付いてくる。ハサミを逃しながら、ある程度の長さまで切る。

それを脚立を利用しながら、天井と壁の境目にLANケーブルを這わせるルートに貼り付けていく。

貼り終わったら、剥離紙を剥がしていく。その上にLANケーブルを貼り、強く押さえる。

垂直状態から水平状態へ、あるいはその逆の部分は膨らむ。でも許容範囲ではある。床部分にモールがあるよりも許せる。

部分的に厚みのある両面テープを貼付したが、やはりセロハンテープのような薄さの両面テープの方が見た目に綺麗に貼れた。

最上部の写真は天井と壁の境目を這わせて貼付した状態のLANケーブル。白いLANケーブルだが、カメラのホワイトバランス調整が悪いからか、青っぽく写っている。

ドアの側を這わせたLANケーブルの貼付状態は次の写真。これもLANケーブルが目立つように写っているが、それ程でもない。

作業時間は2時間半程度で終了。無線ルータを設置した頃に、これを検討しておけば良かったな。

廊下壁に設置していた無線ルータ(BUFFALO製)は、LANケーブルを敷設した部屋内に設置。

作業した結果としては、お金を出して業者さんに天井裏が配線可能か、HUBを設置可能かなど調査してもらい、壁にはLANコネクタを設置してもらうのがスマートだと思う。

しかし、今回はそれの20分の1程度の金額で、別の部屋にLAN配線が完了した。良しとしよう。


https://www.ktservices3.com/

投稿者 owner : 2020年11月03日