2020年11月07日
マンション・ハイスピードタイプ 開通
「マンション・ハイスピードタイプ」の開通日を向かえた。
予定時間から少し遅れて開通作業は始まった。
これまではVDSLでの接続だったので、電話線のコンセント・パネルを外す。
外壁の配線盤から通線ワイヤを管に通し、コンセント・パネル外まで送り出す。その通線ワイヤに光ケーブルを貼り付け、室内を光ケーブルが通る。
その光ケーブルを縦方向の管に通し、1FにあるMDFに行ったのだろう(その作業は見ていない)。
そこから集合装置と接続したのだろうと思われる。
室内では、電話線のコンセントが、光ケーブルと電話線の両方が出力されたパネルに交換された。
ルータは「RT-S300NE」だった。ルータの設定内容を事前に知りたかったので、電話連絡で訊いていたが、その時には「RX-600MI」の筈だったが、その後連絡もなく、変更された。なおかつルータはリサイクル品。ご時勢だし、正常稼働すれば良いかな。
我が家は基本、固定IPでDHCPも使用。工事担当者がルータにPC接続してISPの設定を終了したので、ルータのIPアドレスを設定してくれるかを訊いたら、担当が違うのでと別の担当者を手配した。
PCからDHCPのルータに接続するには、PCの設定を変更して、HUBに接続しているLANケーブルではないLANケーブルをルータに直結する必要があるので、その手間を省きたかっただけだった。
ルータに入るパスワードは訊いたので、別の担当者が来宅するのを待つよりも、LANケーブルを這わせた方が早かったなと思う。
工事担当者は終了し、少しして別の担当者が来宅した。モニタで見るとPCを持っていない。
「PC無いようですけど」「大丈夫です」
ポケットに入る小型無線ルータを、RT-S300NEに接続し、スマホでルータの設定を開始した。ルータ自体の固定IPと、DHCPのレンジを設定すると、私のPCにルータに接続できますか?
私がRT-S300NEのIPアドレスに入り、アドレスを確認し、「保存」ボタンをプッシュ。
それで基本的なルータの設定は終了しているの、後ほど詳しく確認しよう。
インターネットに異常が発生した時に、どのランプが正常時に点灯しているのかを確認するのに写真を撮っておく。マニュアルで確認するよりも早い。点灯していないランプがあったら、それをマニュアルで確認する。
回線速度を測る。公称値は下り200Mbps、上り100Mbpsであるが、調子の良い時には下りのスピードが300Mbpsを超える時もある、しかし上りが異様に遅い。VDSL時よりも遅い。
下り速度の上昇により、無線WiFiの接続速度も上昇したのを実感できる。
これで一連のマンション・ハイスピードタイプ化対応の作業は終了した。
この工事費が全くの無料なのは、品質向上だけではなく社会的な要請もあるのだろうか。
ランニングコストも上昇しないのではNTTとしては出費だけになるだろうから、少しでも元を取るためには、これから1Gbpsへの増速をアピールしてくるのではないだろうかと読んでいる。
投稿者 owner : 2020年11月07日