2008年04月24日

HDD換装

入院していたPCV-LX55/BPのHDDを換装することになった。

お客様からメール便で送ってもらったCDは「リカバリディスク」「Office XP Personal」「Bookshelf Basic 3.0」の3枚。お客様は「見つけられない」と言っていたが、やっと見つけたようだ。

例によって国産メーカはHDDをはずしにくい筐体にしているが、「PC分解web」のこのページと同じだったので参考にさせていただいた。いつもながらネットに感謝。「PC Wizard」でHDDは「MAXTOR 4D080H」だと判っていたが、HDDの外表面に「5」か「S」か油性インクで記入されている。何か意味があるのか、修理に出したときに判るようなサインなのだろうか、それともSONYへ納品の「S」か。

はずしたHDDを「AB-HE2020」で私のPCに接続して、Cドライブのユーザデータ関連フォルダ、Dドライブの内容を吸い上げる。これらについてはRead Errorは発生しなかった。換装後にPCをLANで接続してこのデータをコピーする。

換装用に用意したのはSeagateの120GB、PATA。これまでよりも50%容量アップである。以前にCドライブの容量不足で苦労していたので、Cドライブは大きくパーティションを切るつもりで「リカバリディスク」を開始させた。しかしCドライブの容量を変更できるのは30GBまでで、変更しなければ14GBである。自由に容量変更できるようにしてもらいたいものだ。とりあえずは、それでOS部分や添付アプリケーション等をインストール完了する。30分程度。

この時間で戻れることを確認して、パーティションの変更を行う。Cドライブ60GB、Dドライブ60GBに変更する。使用したソフトは「GParted LiveCD」。失敗しても30分で戻れるので、この機会に使用するのがベストであろう。

まずはDドライブを90GBから60GBにするのに、前に空きをつくる、Dドライブを60GBに縮める。Cドライブの後ろに出来た空きにCドライブを60GBに拡張する。前半の部分がすごく時間がかかる。一眠りできるほどである。リブート時にchkdskが走って正常に起動した後、「コンピュータの管理」→「ディスクの管理」で希望どおりになっていることを確認。またもやネットに感謝。

用意してあるSP2をCDからインストール。バンドルされている「Norton」さんはザックリ削除(アンインストール)。「avast」をインストール。これからがすごい時間を要する。インターネットに接続してSP2以降のフィックスを適用する。最初に出たのが95個。もう少しするとSP3が出るので少しは楽になるだろうか。「OfficeXP」や「IE 7」「Windows Media Player 11」をインストールすると、またそれに対するフィックス。「Acrobat Reader」「Flash Player」「Silverlight」「Googleツールバー」など、これから使用するであろうソフトを最新にしてインストール。

サルベージしたデータを、私のPCからLANで「旧HDD内容フォルダ」としてDドライブにコピー。ご家族のデータもこの中から探し出せるようにして、ほぼ終了。持ち込んだ後に「インターネット接続の設定」「メールの設定」「プリンタの接続」「avastのライセンス取得」などが必要。


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投稿者 owner : 2008年04月24日