2011年08月16日

Windows7 環境構築 (3:電源ユニット)

PCケース内の電源ユニットの電圧を調べたら安定しないので、電源ユニットを新規に購入した。

購入した電源ユニットはPOWEREX-JAPAN株式会社の「AP-550PG TURBO GRITTER」で550Wの出力がある。最近は「80 PLUS」のブロンズ、シルバー、ゴールドなどの優秀な電源ユニットが販売されているが、少し割高になる。「80 PLUS」の認証はされていないが、それに近い性能を持っている電源ユニットを探した。そして価格が抑えられていること。

また、コンデンサが熱で膨れてしまって、電源が安定供給されなくなってしまう場合が多いと感じているので105℃コンデンサを使用している方が優れている。私はビデオカードを増設する予定は無いので、それ用の電源供給ラインはあまり重要ではない。しかし「ATX12V Ver2.x」にはPCI Express専用の電源を必須にしたらしいので、最近の電源ユニットには、これらのコネクタが装備されているようである。HDDやDVDなどはSATAになっているので、ドライブピン(4ピン)の使用は少なくなっている。SATA用のコネクタが多いほうが便利である。ドライブピンからは多種類に変換できるので、無ければ困る。

そんな要件で選択したのが「AP-550PG」で、秋葉原に立ち寄った時に購入してきた。ケースに取り付けて電源オンにしてみたが、ファンの音も大きくなく、私にとっては静かな電源と感じた。PST3を接続して、しばらく電圧を計測したが安定しているので問題ないようである。

PCの部品で故障率が高いのはHDDと電源ユニットではないだろうか。HDDの方がはるかに故障率は高いが、電源ユニットも少なからずある。自作PCであれば、これらの部品の購入単価は4,000円~6,000円程度だが、メーカ品を修理依頼すると50,000円程度かかってしまう場合が多い。

電源ユニットも消耗品と考えれば、信頼性が高いことも必要だが、購入替えでつなぐのも一つの方法ではある。この電源ユニットはWindows7 Professionalのサポートが切れる2020年まで耐えられるだろうか。

Windows7 環境構築 (2:KVM)
Windows7 環境構築 (1:始動)


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投稿者 owner : 2011年08月16日