2023年04月16日

松戸市馬橋 萬満寺

松戸市馬橋にある萬満寺を訪問した。

自宅からは喧騒の国道6号線を一本外した民家やマンションが並ぶ道を馬橋に向かう。馬橋駅に到着してGoogle Mapを再確認したら、もう角を曲がったすぐそばである。Wikipediaによると、この近さ故に明治時代に蒸気機関車の火の粉で伽藍が家事になったそうである。

周りに高いビルも少なく、境内に入ると青い空を背景に山門がそびえ立っている。真っ直ぐな参拝道が本堂へ続いている。

山門の後方に「日清日露支那事変大東亜戦争 戦没者氏名」の石碑が建っている。「馬橋」「中根」「旭町」の文字が見えるので、この馬橋周辺の町、あるいは檀家の関連の方々の戦没者の氏名なのだろう。

次に松戸市教育委員会が建てている「文化財説明板」。その中に「国指定 重要文化財 木造金剛力士像」とある。これです。我が松戸に「国指定重要文化財」が、こんなに近くにあり、それに気づかなかったとは。

ネットでそれを見つけて、「本当!?ッ」と思い「国指定文化財等データベース」のサイトで探したら、ありました。正式名称は「木造金剛力士立像」

これは拝顔しにお伺いしなければ。それでパトロールに都合の良い日を選んで今日訪問しました。

とうとう八脚門(楼門)の前に進みました。右側には「国宝 仁王尊」の石碑が堂々と国宝(国指定重要文化財)として建立されています。

仁王尊は風雨に晒されるので、八脚門はガラスに覆われて保護されているようです。国指定重要文化財なのだから大事にしないといけないでしょう。

近づいて中を覗いて見るが、仁王尊の足元は少し見えるような気もするが、上部は全く見えない。八脚門の中が暗いので、両手で後方からの光を遮りながら覗こうとするが、残念!見えない。横の絵馬が祀られている隙間から見えないかとトライしたが見えず。絵馬が風に揺られ「カラン、カラン」と音をたてていた。

宝珠を持ったお地蔵さんが木漏れ日に佇んでいた。

本堂の前までお伺いしたが、本堂までは上がらずに写真だけを撮って、参道を再度見ながら退出する。萬満寺の隣に神社が見える。

「玉子神社?」。この玉子が高騰しているご時世に「玉子神社」とは、なんと時を得た命名だろうと近づいて見た。よーく見ると「玉子神社」ではなく「王子神社」だった。ニュースなどで「玉子、玉子」と見慣れてしまって「王子」が「玉子」に見えてしまったようだ。

この後、コロナ禍を避けていたので3年振りに先輩・友人と酌み交わすのに柏へ向かった。


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投稿者 owner : 2023年04月16日