2023年04月02日
松戸 浅間神社
松戸にある富士山信仰の浅間神社を訪問した。
戸定邸そばを通り、JR東日本松戸車両センターへの線路を跨線橋でまたぎ、旧松戸街道でまずは弁財天宮に立ち寄り浅間神社の鳥居に向かった。
本殿は階段を登った小高い丘の上に鎮座しているらしい。一人のオネイサンが鳥居に一礼してから階段を登って行った。私も写真を撮影しながら登って行ったら、頂上まで行って下ってきたオネイサンとすれ違った。ウォーキングの一環でこの階段を利用しているように見えた。
この小高い丘は「天然記念物 極相林」に指定されているそうで、こんなに街中に近いところなのに、守られてきたんだなと考えさせられる。
この丘は富士山なので合目の標が立てられている。階段は頂上に向かって一直線になっているので、丘を回り込んで登るようなことはない。
注意しながら合目の標を左右見ていたが、見つけたのは6本。まだあったのかどうかは定かではない。
途中に布で幹の下方を保護された御神木も太い姿を見せていた。
何段の階段を登ってきたのか、とうとう拝殿に到着。拝殿の前には狛犬も鎮座している。
階段の途中には「極相林」に立ち入らないようにか、鉄製の柵で横道にそれないようにされている。
20~30年前までは少し高いビルからなら松戸から富士山見えていたのだが、今はわからない。もう少し低いマンションに引越したので。この浅間神社の前を通っている旧松戸街道が人間の往来に頻繁に使用されていた頃だったら、この浅間神社の拝殿からでも富士山は見えたことだろう。
旅人はこの浅間神社に登り、遠くに富士山を眺めたのだろうか。
鳥居のすぐそばには国道6号線が走り、スピードを上げた車が往来している。でもこの丘にはその喧騒は届かない。そことは別世界の如くに浅間神社がある。
近くには戸定歴史館(戸定邸)があり、ここは過去に見学したことがある。千葉大学松戸キャンパスにはイタリア式、フランス式、イギリス風庭園などがあり、見学もできるとあるので、ここは訪問予定地の一つになりそう。申込書が必要との記述。
投稿者 owner : 2023年04月02日