2023年01月09日

松戸七福神 宝蔵院 大黒天

松戸七福神の宝蔵院を訪問した。

前回の善照寺は松戸市街にあるが、この宝蔵院は江戸川を挟んだ葛飾区にかなり近い場所にある。

山門近くの塀の上にはミニチュアのような大黒天様が並んでいる。

本堂の左右には阿吽像と大黒天様が御座している。本堂は小さ目である。

阿吽の配置については、本堂側から見て左側(お参りする側から見ると右側)に阿形、右側(お参りする側からみると左側)に吽形を配置するそうだ。左優先なので、「左右」という言葉もあるそうな。

東大寺南大門の阿吽像は、これとは逆の配置になっているらしい。東大寺南大門を訪れたのは何十年も前で、そんな事に疑問を感じなかったし、ネットのように簡単に調べる方法もなかった。

その阿吽像の1/3程度の大きさの大黒天様が、阿形の前に鎮座している。米俵の上に立ち、打ち出の小槌を持ち上げている。大きな耳たぶと、あごひげを垂らし、お腹がたっぷり。

宝蔵院には「子育・出世地蔵尊」「水子地蔵尊」や山門傍には「お勉強地蔵尊」というメガネをかけた珍しい地蔵尊もいらっしゃる。

少し背の高いお堂「矢切不動尊」もあるが、扉も閉じられていて中を垣間見る事は出来なかった。

1月1日~1月7日までの特別期間であれば御朱印も頂けて、境内が賑わっている写真もネット上で見られるが、私が伺っている時間帯には私一人しか居なかった。

五穀豊穣、金運・財運開運・商売繁盛をお願い致します。

宝蔵院は東京外環自動車道に近く、道路を作っている頃から常磐線電車内から徐々に出来上がる状況を眺めていたが、初めてその足元を歩いた。巨大なコンクリートの塊で、このような建造物を見るには少し離れたところから見たほうが、全体像を把握しやすい。綺麗な景色も、その中に居るよりも俯瞰した位置の方が綺麗に見えるのと同じような感じ。


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投稿者 owner : 2023年01月09日