2013年08月04日

Browse2SaveとOptimizerProSpeedGuard

InternetExplorerを開くと挙動がおかしいとの事で。

InternetExplorerを起動した時には何も発生しない。しかし検索ワードを入力した結果で、そのサイトを表示させると、そのサイトは表示されるのだが、別のウィンドウが開きアニメチックな内容が表示される。広告が大きかったりはしていない。でもそのアニメチックな画像が胸をあらわにしたものが表示されることもある。

検索ボックスが別のツールバーに表示された中に入力するわけではないので、検索エンジンにはキーワードが伝わっていて、その結果表示が変になっているのだろうと思われる。InternetExplorerの「ツール」から「アドオンの管理」を開くと「Browse2Save」の名前が表示されていて、それは「無効」がグレーアウトされ無効設定ができない。こんな奴はあやしいに決まっている。「Browse2Save」をネットで調べると、多くは英文のサイトだがゲスなソフトだとの表現(?)が多い。以前の「AdvancedSystemProtector」が簡単に「プログラムの追加と削除」からアンインストールできたので、コントロールパネルの「プログラムと機能」を覗いてみると、2つのバージョンがインストールされていた。

「Browse2Save」と「Browse To Save」となっているが、どちらも同じもの。「アドウェア」と呼ばれる類のソフトウェアである。アンインストールするとWebサイトが開き「本当にアンインストールするのか」と懇願される。同じ手口の、同じ挙動のゲスなソフトである。要らないものは要らない。二度と来るな、そんな感じ。InternetExplorerの「アドオンの管理」からも居なくなった。

このソフトをアンインストールする手順を詳細に説明している英文のサイトがあるが、その最後に「Regclean Pro」のダウンロード・バナーが載っているのが残念である。

次に、PCを起動すると右下に英語のウィンドウが表示されるけど、いつも「X」で消しているとのこと。通知領域にあるアイコンにカーソルを当てていくと、メーカ・ソフトのアイコンや通常表示されるアイコンの他に、小さな見慣れないアイコンがある。何と表示されたかメモしなかった。PCを再起動させて表示されるか確認する。

「Optimizer Pro Speed Guard」と表示された英文のウィンドウがポップアップされる。これもネットで調べると、これまでは「PC Oprimizer Pro」だったような感触だが、最近は「Optimizer Pro Speed Guard」になってきているのだろうか。それとも別ソフトか。日本語PCに英文だけのポップアップを出して、それを購入する人がどれだけあるだろうか。「Yes」を辿って行くとお金を払わせられる結果になるのだろうか。やはりこんなソフトにはご退場頂くしかない。寄ってくるな!。

試しにGoogleのChromeを起動して検索させてみると、「Browse2Save」と同じ結果が表示された。Chromeの設定から「拡張機能」を見ると「Browse2Save」が入っている。こちらも「有効」のチェックを外せないが、Chromeの拡張機能の「ゴミ箱」に入れる。

以前使用していたPCを処分するにはどうしたら良いかと相談を受けたので、PCを裏返したら「PCリサイクル」マークが印刷されたラベルが貼付されているので無料となるとの説明と、Webで引き取りの方法を確認して頂いてリサイクルできるのを説明した。

しかし、HDDの内容はもう新しいPCに引き継ぐものはないのですかと確認すると、もう消しても良いとのことなのでHDDを取り出して物理的に破壊したほうが良いとお話する。PCはNECの「Lavie LL750/DD」でHDDの抜き方をネットでさがす。型式は違うが、構造はここで説明している方法と全く同じなのでHDDで抜き取る。釘と金槌をお借りして、ベランダのブロックの上でHDDに釘を打ち付ける。1箇所打ち付けただけで、中で「サラサラ」と音がしたので大丈夫だろうが、4箇所打ち付けておいた。それをまたPCの中に内蔵させて、仕舞いこむ。個人情報が漏れることは無いだろう。BIOS上に個人情報は無いので、そちらはノータッチ。

ソフトをダウンロード、インストールする時には安易に「次へ」をクリックしないように。何にチェックされているかを確認してから。


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投稿者 owner : 2013年08月04日