2012年10月01日

高松見物

法人案件で香川県・高松市に出張した。翌日の朝が早いので「前のり」である。半日を見物に当てられる。

高松は羽田からJALとANAだけしか飛んでいないので、金額的に選択範囲が狭い。出張を指示されたのも4日前なのでチケットもそんなに安くない。その分、少しでも楽しもう。羽田へは出発時間のかなり早めに行って写真を撮ろうと思った。

羽田の待合室から遠くに見えるのは「東京ゲートブリッジ」。ニュースでは見ているが、少し青いガラス越しで実物は初めて。(写真をクリックすると大きな画像で見られます。)

着陸してゲートに入ってきたのは787の特別塗装2号機「JA802A」。(写真をクリックすると大きな画像で見られます。)

さて高松へフライト。機種はB767-300。飛行機の速度は、雲の流れや地表の動きからは時速800km程度も出ている実感は無いが、他の飛行機とすれ違ったりすると、とてつもない速さだと気づく。お互いに800km近くで飛んでいるものと思われる。

高松空港に着陸してゲートを出ていく途中、ANAの懐かしい塗装の「モヒカンジェット」が駐機していた。ここでも青いガラス越しだが記念に。(写真をクリックすると大きな画像で見られます。)

高松空港はそれほど大きい建物ではないので一周してみる。空港内の「空の駅かがわ」にうどんの出汁が蛇口から出るようにしているとの記事は調べておいたので、そこに行ってみる。空港に到着した人はすぐにバスで市内などに向かうのだろうか、空いている。確かに蛇口のそばに紙コップが筒状に設置してあり試飲ができるようになっている。

そんな事をしていたら、到着便に合わせたバスは発車してしまって、次の到着便に合わせたバスまで待たなければならなくなった。待つとなると時間はゆっくり進む。空港ビルを撮影したりした。暑かったので近くにあるイサム・ノグチの「TIME AND SPACE」には寄らずにバスに乗りホテルに向かう。

ホテル内で一服してから、高松駅前広場地下レンタサイクルポートでレンタサイクルを借りる。高松市内は歩道が広く自転車が走りやすい環境を整えている。24時間100円で借りられる。市内7ヶ所のレンタサイクルポートに乗り捨て可能になっている。ママチャリ風な自転車だが、市内を歩き回るよりは便利である。

それに乗って、まずは「玉藻公園」に行く。お堀に海水を取り入れていて、水門を塩の香りがする水が流れ込んでいる。高松城は天守閣を作る準備をしているようで「鯛願城就」の幟が多く立てられている。やはり中心的な天守閣が欲しくなるのだろうか。近代的な公園でも中心に噴水を作ったりするのと似ているかな。(写真をクリックすると大きな画像で見られます。)

街の中を抜けて「栗林公園」に向かう。「ミシュラン・グリーンガイド」に三つ星で評価されている。四国では道後温泉本館と並ぶ評価である。汗をかきながら北門に到着。「玉藻公園」の入場券を提出すると20%安く「栗林公園」に入場できる事は「玉藻公園」を調べた時に記憶しておいた。

一時間程度で周遊できるモデルコースを歩きながら、写真を撮影する。結論から言うと一時間では無理だろう。砂利道だったり、「飛来峰」のような急坂を昇り降りしていると、汗びっしょり。「商工奨励館」の近くでコースの道を見失ったり。日曜日の夕方、観光客もそんなに多くない。観光バスも停車していなかったので空いた時間帯だったのだろうか。(写真をクリックすると大きな画像で見られます。)

空港で見た「モヒカンジェット」が東京へ戻るのか、頭上を飛んでいった。(写真をクリックすると大きな画像で見られます。)

ネットで調べた美味しいと言われるうどん屋さんは15:00までなので、地元の人が子連れで入っていった「うどん市場 兵庫町店」でうどんを食べる。それから毎日うどんを食べない日は無かった。主に昼食にうどんを食べていた。

高松から羽田への飛行機は遅くまで飛んでいない。18:00~19:00頃迄仕事をしていると最終便には乗れないので後泊で良いことになっていた。それでは帰りの便の前に15:00までしかやっていないうどん屋さんに行く事にする。

香川県庁裏手にある「さか枝」に行く。観光客らしい人もいるが、地元のタクシー運転手さんやお子様連れの奥様方も食べている。テーブルは細長く余裕を持って座れる。ここは、「オーダして、トッピングを選んで料金を払う」だけのセルフではなく、自分でうどんを湯がいて、だしタンクから自分で注ぐセルフサービス方式になっている。こういう方式がセルフなのかと思っていたが、多くは前者の方式をとっているようだ。

のんびり歩いていたら雨が降ってきた。丁度中央公園で一服していて雨に濡れないベンチでほとんど止むまで雨宿り。予定している便までまだ少し時間がある。公園内の「菊池寛像」を見たりしてバス停の近くに寄っていく。

帰りの便も窓際に席を予約しておいた。雲はあるが天気も良いので地上がある程度見える。特徴のある地形であれば窓からでも確認できるだろうと思いながら、飛んでる時間のほとんどを窓の外を見たり、写真を撮ったり。はっきりと確認できる中部国際空港(セントレア)が地図と同じように(?)見えた。(地図をクリックすると大きな画像で見られます。)

伊豆大島も滑走路が見えていた。仕事も旅も無地に終えて羽田に到着。


https://www.ktservices3.com/

投稿者 owner : 2012年10月01日