2012年09月26日

ツタンカーメン展

「ツタンカーメン展」に行って来た。

「上野の森美術館」で8月4日から開催されている。当日券は2,700円と高めなので当然前売り券をセブン・イレブンで購入しておいた。2,200円である。例によって文字が印刷されただけの味気ないチケットである。この前売り券は会期中ずうっと有効ではなく、私のチケットの場合は9月28日までの平日のみ有効なチケットとなっている。会期中を前半、後半に分けたような有効期間となっている。目論見としては夏休みが終了した月曜日とかが空いているのではないだろうかと考えていた。

実際に行ったのは火曜日だったが、混んでいた。13:00頃に到着したが、15:30に入館できる整理券を渡されたのでどこかで時間を潰すしかない。秋葉原で購入したいものがあったので、徒歩で秋葉原電気街まで行き、品物を購入し、徒歩で戻ってきた。それでも時間が余ったので、「西郷隆盛像」「清水観音堂」を撮影していたりして、それから15:30の列に並んだ。

整理券と前売り券を持ち並んでいると、チケットに写真が印刷された入場券を持った人も並んでいる。私が持っている文字だけ印刷された前売り券も、入口で写真が印刷された入場券に交換してくれるのだろうと思っていた。これまでにも同じような前売り券だったのを入口で交換してくれた。「薬師寺展」の時も「阿修羅展」の時もそうだった。

しかし入口では前売り券の半券をちぎられただけで、残ったのはセブン・イレブンで購入したままの前売り券。

経営主体が違うからサービスも違うのだろう。上野の森美術館は「公益財団法人日本美術協会」で東京国立博物館は「独立行政法人国立文化財機構」のようである。入場券などは記念物にしないで、タイアップした商品を記念品として買って行きなさいと言うような考え方かも知れない。

展示品目録によると100を少し超えるような展示物だったようである。小さめの展示物が多くて、サブタイトルの「黄金の秘宝と少年王の真実」に迫るような内容は感じられなかった。ネットでも「黄金のマスクは無い」と話題になっているようだが、ポスターなどをちょっと見だと黄金のマスクが見られるようなイメージがある。確かに「よくある質問」にも「黄金のマスクの展示はございません。」と記述されている。

次の展示室へと思ってカーテンのようなものを抜けたら出口だった。「アレッ!、見ていない展示室に戻らなきゃ」と思うような幕切れだった。イヤイヤ、満足された方も大勢いらしただろう。3400年前の色彩が現在でも同じような色合いで見られるのはすごい事だと思う。色褪せている感じが少ない。

現代の物で4000年後も鑑賞に耐えるものを見ているだろうか。

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投稿者 owner : 2012年09月26日