2009年12月24日

松戸・戸定邸

旧徳川家松戸戸定邸を見学してきた。

戸定邸の前までは行ったことがあるが、中を見学するのは初めてである。それも12月23日までの招待券をもらったので無駄にするのも勿体無いので出かけてきた。平成18年に国の重要文化財に指定されたので、以前よりも来訪者が増えたのではないだろうか。日曜日でもあり7組程の方々が見学していた。

当時は板だったろう廊下にはカーペットが敷かれているので冷たさを感じることもない。客間から見られる芝生を敷き詰めた和洋折衷の庭園は眺めていると、のどかな感じになってくる。今日は庭園に入れる日に設定されているらしいので庭に出てみる。フカフカの芝生が靴を履いていても足裏に気持ちが良い。

狭い廊下で繋がった各部屋。こんな廊下ではお使いの者も行き違えなかったのではないだろうか。人の気配がしたら過ぎ去るまで部屋から出ないで待っていたりしなければ通られないようである。

天井も低いので各部屋も狭く感じてしまう。鴨居を自分の背と比較しても六尺は確実にあるので小さめの造りではない。書院造りの飾りの少ない部屋は気品を感じる。立って見学して回るのだが、座って上下左右と周りを見渡す見学方法でも良いような気がした。座布団を一枚置いてくれていればとも思った。

全部屋を見学し、外観も見学し戸定歴史館に回った。戸定歴史館では千葉大学園芸学部創立100週年記念特別展を開催していて、与謝野晶子関連の絵画などを展示していた。


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投稿者 owner : 2009年12月24日