2006年03月08日

AccessのHyperlink(2)

MicrosoftのAccessで顧客管理データベースを作成する。
当然、顧客のメールアドレスもその中の管理対象とする。
メールアドレスとしては「会社Mail」「PC Mail」「携帯Mail」の3種類とする。

(01)メールアドレスを記入するフィールド(Mail-n)は「テキスト型」にする。Defaultの長さの50バイトでは短い場合があるので長めの設定に変更する。
(02)フォームの、そのフィールドを表示する直前にボタン(CompMail)を設置する。TopにあるJPGのような感じ。
(03)そのボタン(CompMail)に「イベント プロシージャ」を作成する。
(04)EventProcedureの内容
  Me!CompMail.HyperlinkAddress = ""
  If IsNull(Mail-n) Then
   Beep
   MsgBox ("会社メールが入力されていません")
   Cancel = True
   Exit Sub
   End If
  Me!CompMail.HyperlinkAddress = "mailto:" & Me!Mail-n
(05)「AccessのHyperlink(1)」でも述べたように、メールアドレスが入力されていなかったらボタン(CompMail)が押せないように表示する。
「レコード移動時(Form_Current)」の「イベント プロシージャ」として記述する。
  If IsNull(Mail-n) Then
   Me!CompMail.Enabled = False
   Else
   Me!CompMail.Enabled = True
   End If

ここではHyperlinkAddressに「mailto:」をメールアドレスの前に設定するのが味噌。
これらを「会社Mail」「PC Mail」「携帯Mail」のそれぞれについて記述する。

これで「既定の電子メールプログラム」に設定されているメーラが起動し、宛先に「Mail-n」に入力されたメールアドレスが入れられます。


https://www.ktservices3.com/

投稿者 owner : 2006年03月08日