2006年03月09日

AccessのHyperlink(3)

MicrosoftのAccessで顧客管理データベースを作成する。
当然、住所も管理対象とするがその住所から地図を参照可能とする。

最近はBrowserでかなり詳細な地図情報が参照できるが、あえて地図ソフトと連携する。
連携する地図ソフトは「ProAtlas SV」。「プロアトラス」シリーズは以前から使用している。このSVでベクトル地図に変更された。「ProAtlas W3」の時からデータベースと連携させていた。

Accessと連携させるにはCodingは不要である。

(01)地図のハイパーリンクを貼り付けるフィールド(CustMap)を「ハイパーリンク型」とする。
(02)「ProAtlas SV」の「ツール」→「設定」→「連携機能」→「ハイパーリンク」で
「相手のアプリケーションに貼り付ける文字」で、例えば「地図表示」とする。
(03)上記の「相手のアプリケーションから呼ばれたとき地図に表示する文字」で、例えば「該当位置」とする。

ここまでが事前に準備する事項。

個々のレコードの入力時に
(04)Accessの顧客管理データベースに住所を入力した時に、その住所をコピーする。
(05)「ProAtlas SV」を起動し、「キーワード検索」でその住所を貼り付け、検索させる。
(06)検索結果の該当場所を右クリックでコピーする。
(07)CustMapにそれを貼り付ける。

これで入力は終了である。
Accessの顧客管理データベースでその顧客を表示させたときに「地図表示」をクリックすれば、「ProAtlas SV」が起動し、その顧客の住所を「該当位置」として表示する。

(2006/07/09)インストール先が変更されても対応するように変更
(2007/06/25)地図表示をGoogleマップで行う変更


https://www.ktservices3.com/

投稿者 owner : 2006年03月09日