2006年02月25日

バックアップ実装

いつもお世話になっているお客様からバックアップを採るようにしたいとの要望である。
このお客様がお使いのPC3台は当方の自作支援によるものである。
これまでも複数のPCでお互いにバックアップを採る方法は説明していたが、日々の業務の中では面倒である。サーバでの運用をするほど儲けていない。

これもバックアップに対するご説明が効いたからだろうか?
(1)仕事で使用しているPCは、ある日突然稼動しなくなったら、その環境を再生するのは不可能である。(似たような環境にはどうにかなる)
(2)事務所は昼間と夜間の温度差があるので、HDDの障害率が高くなる。
(3)K.T.Servicesの方法だと、アイコンをクリックして、Displayの電源をオフにして帰宅できる。
(4)費用はHDDの購入費用とK.T.Servicesのサポート費用(安価な1回のみ)ソフトの購入費用は不要。コスト重視です。

お客様が秋葉原に出かけた時に電話してきて、HDDを購入するのでどこがいいかを確認。携帯メールで安価な店上位3店と価格を連絡。再度最安値の店名と住所・電話番号を携帯メールで連絡。これもK.T.Servicesの「Qレスプ」をご契約いただいているので。

HDDはSeagateの160GB(7200.9)を購入。バックアップする本体のHDDも160GBなので、まあ同容量で良いでしょう。SATAのDataケーブルと電源変換ケーブルがあるかの確認に商品写真付のメールを送信したら、Dataケーブルはあるが電源変換ケーブルは見つからないとの事なので持参して対応することにする。

ケースを開けてHDDを装着。ATXのミドル・タワーである。既に装着されているHDDを内部3.5"ベイの一段上にして、一段空けて今回購入のHDDを入れたら、上のHDDよりも出っ張る。何でか良く見たらフロント・ファンがあってそこまで入らない。ビス穴は合っているのでそこに装着。

MotherBoard上のSATAのコネクタが1番と2番だけが青く、その他は黒である。もしかしてRAIDと関係があるのかも知れないのでMotherBoardのManualを探してもらう。出てきたManual、CDが入った袋に電源変換ケーブルが入っていた。これでは電源変換ケーブルの料金は請求できない。Manualを読んだ中では青いコネクタはこれと言って意味は無かった。

HDDをFormat。160GBをフォーマットするのに50分かかった。

用意してきた「Driveimage XML」とBatchを、お客様の環境に合わせて修正。

さて、バックアップ取得のテスト。順調にBatchは稼動して25分ほどで終了。PCの電源も自動的にオフになる事を確認。2回実施して2回とも問題なし。

これで、お客様が毎日帰宅時にBatchをClickしてさえくれれば、いつでも昨日のPC環境に戻すことが可能になった。

(2006/03/31)バックアップが有効に働きました。
(2006/05/28)バックアップ・バージョンアップ


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投稿者 owner : 2006年02月25日