2014年12月16日

OLETTA

KINGJIMのOLETTAをしばらく使用したので、その状況を。

仕事に出かける時には3~4枚程度のA4の資料を持ち出す。(1)最寄りの駅などからの現場への地図。(2)電車の時刻・乗り換えを印刷したもの、メールの依頼内容を一枚にしたもの。(3)お客様の直前のカルテ。(4)本日使用する未記入のカルテ。

これらのうち、曲げると使いにくい(3)と(4)はクリップボードに挟む。(1)と(2)は現地へ到着するまで使用するのでOLETTA(オレッタ)に挟んで三つ折の状態で持ち歩く。直ぐに出せるようにしておくか、OLETTAをポケットに入れておき、いつでも参照可能なようにしておく。

スマホやタブレットがあれば地図などは直ぐに参照できるのだろうが、残念ながらスマホもタブレットも現在は持っていないので事前に印刷したA4の紙を参照する。ジャンパやスーツの内ポケットにも入れられる大きさである。A4の三つ折なので。

OLETTAを購入する前は、全てをクリップボードに挟んで出かけて、現地の近くになり地図を頻繁に参照しなければならないような入り組んだ場所では、地図を印刷した紙だけを取り出し、それを四つ折りにしてポケットに入れ、参照するような具合であった。

購入する時には一冊だけでなく、三色で三冊購入して、色で使い分けることなども考えていたが、それについては実践していなくて混ぜこぜで使用している。一度に二冊を持ち歩くことも少ない。ほとんどが一冊で用が足りてしまう。

夏に北海道に出かけたが、その時に地図や時刻表を印刷したもの、航空券などを挟んで持ち歩くのに、このOLETTAを使用した。預ける荷物の他に、財布やカメラを入れるポーチにOLETTAを入れて、航空券の出し入れなどには重宝した。

OLETTAの外側(持つ側)の材質はPP製で、少しヌメっとした感じとなっている。硬くツルッとしたものではなく、柔らかく指との摩擦係数が高いと思われる。滑り落とすことはないような材質。芯材が入っているので、三つ折以外の場所で簡単に折れることはない。青色のOLETTAをスーツの内ポケットから出したら、知人から「袱紗」みたいだねと言われて、ああそうだ、袱紗の使い方に似ているなと思った。

先ほどの航空券などを入れるのや、美術館の入場券を持ち歩くとか、あまり折り目を付けたくないA4三つ折よりも小さい紙類を持ち歩くのにも良い。「縫製タイプ」とかも販売されているようだが、持っていない。

製品の全体的な感じからは、価格が少し高いような気がする。私の感覚からすると三冊1,000円程度かな。売れているのか、最初のタイプからの派生品が販売されているようである。「縫製タイプ」「レザフェス(合成皮革製)」など、徐々に高価格帯を多くして、そこに移行しようとするのが商売だろう。

三冊あるので、しばらくは同様機能の文具は購入しないだろう。アナログをサポートする文具も必要である。


https://www.ktservices3.com/

投稿者 owner : 2014年12月16日