2018年04月24日

スマートウォッチ購入


スマートウォッチ (スマートブレスレット) を購入した。

身体の不調があって1ヶ月弱入院してしまった。心電図送信機の端子を身体に貼付していたり、点滴の針を何回も腕を替えて刺すので、時計は外した状態でベッドに横になっていることがほとんどだった。

ベッドから見えるところに時間を表示しているものは無いので、スマホの時刻表示を確認していた。朝の早い時間(6時頃)に看護師が血圧と体温を計測する。一日に数回計測する。

調べたら「モーニングサージ」という症状があり、朝方に血圧を計測するのは重要だと判った。看護師は血圧計と体温計を複数持参して、血圧計のカフを巻付けスタートボタンを押す。体温計を各自の脇の下に挿して、次の患者に向う。

計測が終了した血圧計は表示部に最高血圧・最低血圧を表示した状態になるので、看護師はそれを一覧表に転記する。こうすると待ち時間が少なく看護師の仕事が捗る。

体調に重要な血圧と体温なので朝一から計測・記録するのだろう。自宅に手首血圧計はあるが、ほぼ使用していない。取り出して、手首に巻き付け計測して、所定の位置に収納する、これが面倒なのだろう。

そんな事を思いながら、病室内でも許可されているスマホで調べていたらスマートウォッチで血圧も計測できるものがある。その他にも、勿論時刻表示、心拍数、歩数計、消費カロリー、睡眠計測、座りすぎ通知、電話通知、SNS通知など、十指に余る機能がある。しかし体温測定機能は無い。それでいて4,000円しない程度の価格。

持て余すベッド上の時間でスマホを調べる。ほとんどが中華製。血圧が計測できる機種に絞る。レビューで好感度が高い製品を選択しようとするが、何しろ中華製、好感度が高いレビューからボロクソレビューまで全ての製品に存在する。

数種類から決定するしかない。ヨシッ、退院したらアマゾンでこの機種を購入しようと「ほしいものリスト」に追加しておいた。退院してからアマゾンを確認すると、購入を決めていたスマートウォッチがタイムセールで800円程安くなっているので、躊躇なく発注。

スマホと連携するのでGoogle Playから「H Band 2.0」をダウンロード、インストール。このアプリも中華製で中途半端な日本語化でお茶を濁している。何を表示したいかは解らないことはない。

一番の目的の血圧測定はディフォルトで22:00~08:00まで一時間毎に測定する。それ以外は、スマホから開始するか、スマートウォッチの操作(タッチパネル)で開始できる。これはモーニングサージに注意できるような対応なのだろうと思った。

スマートウォッチの血圧測定結果は入院中に測定されていた数値と、それ程乖離していないので参考程度には使える。この血圧測定値にレビューで文句を言っている人が多数。カフも巻いていないのに、それ程正確な計測は出来ないような気がする。どうして血圧が測定できるのか不思議でネットを検索すると「パルス伝導速度技術」を使用しているようだが。

心拍数は30分毎に24時間計測する。血圧測定と心拍数測定時にはスマートウォッチ裏側(肌側)で緑色のLEDが点灯する、赤外線も点灯しているようだ。この機能の為にだろうか、個人設定で肌の色合いを設定する画面が表示される。

入院中に「血中酸素濃度」も計測する。小さな機械で少しの時間、指を挟むだけで血液中の酸素飽和度が計測できる。これも不思議でベッドの上でネットを調べたらLEDを利用した計測方法だ。

まだ興味深い機能は多数ある。

ブレスレットの留め方が操作しにくい。普通の時計バンドのようなものだと部品数が多くなりコストがかかるので一体成型のようなベルトである。

充電する時にはベルトを外してUSBソケットに直接挿す方式である。ベルトを外す時にUSBソケットへの挿す部分が壊れないか心配になる。

このスマートウォッチの耐久性や電池がいつまで持つか判らないが、壊れて別のスマートウォッチを購入することになったら、上記の2点が違う形式の製品を購入するだろう。機能的にはプラス血中酸素濃度かな。それでも4,000円しない製品が多数あるようだ。

医療で使用する機器ではないので、表示される数値は参考程度に捉えるのが、これらの機器の使い方だろうと考えている。


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投稿者 owner : 2018年04月24日