2016年07月17日

ecoる 1

関東地方の水がめである利根川上流の貯水状況が平年に比べて、非常に少ないらしい。ニュースでも取り上げる回数が多い。

我が家でも、とちらの家庭でもとても水のお世話になっている。炊事、トイレ、洗濯、お風呂、洗面、これらが主な水の利用場所である。一番水の利用量が多いのはお風呂だそうである。次にトイレ、炊事、洗濯、その他らしい。

我が家ではお風呂でも、シャワーの利用率が高い。夜に使用するタイプと、朝方出かける前に使用するタイプである。私自身は主に朝方。家族の人数や年齢構成によっても変わると思うが、水は無くてはならないものである。

それで水の利用量が高いお風呂(シャワー)の水を節約することにする。利用量が多いものに特化することで、節約結果も高いものになるであろう。回数を減らすわけにも行かないだろう。節約するには持続した意識が必要である。

意識しないで水を節約利用する方法を考えたら「節水シャワーヘッド」が頭に浮かんできた。ジャパネットのCMで見た覚えもある。実演をやっていて同じ時間シャワーを出していてもバケツに貯まる水量が明らかに違う。

ネットで節水シャワーヘッドを探す。説明を見るとシャワーヘッドを通過する水が少ないと、それを温める為のガス代金も節約できるらしい。一石二鳥である。心配なのはシャワーヘッドを交換するネジの太さが一般的なのか、特殊なのかが自宅のシャワーヘッドだけでは確認できないのである。

アダプタが二個付いてくるらしいのでどうにかなるだろうと注文。その間にシャワーヘッドがはずれるかを確認する。

長年使用しているので、手だけでははずれなかった。次に滑り止めが付いた軍手で回してみたが、はずれない。ゴムシートを巻きつけて回したらはずれた。これで到着してもすぐに確認できる。

到着して、早速これまでのシャワーヘッドをはずして、購入したシャワーヘッドをを取り付ける。アダプタを利用しなくても、そのままでホースに取り付けることが出来た。我が家のホースは一般的だったのかな。

シャワー板の穴が小さいからか、噴出される水圧が低いようには感じられない、勢い良く吐出される。また噴出される範囲も以前のシャワーヘッドに比較しても狭くはない。ストップボタンが付いているので、短い時間であればボタンだけで停止して、再開も簡単である。ネットのレビューを見るとストップボタンの長時間利用でホースが膨らんできたとあった。

これまでのシャワーヘッドと比較して、先端部分が大きいので重心が上にある気がする。しかし重くて困るような事はない。これまでとスタイルが違うので、新しい物を付けたと気持ちが向上する。三栄水栓のサイトを見ると色違いもあるようで、別の色を選んだら気分はもっと変わったかもしれない。

パッケージの裏には「年間25,400円」節約が出来ると印刷されているが、「話半分」としても「12,700円」節約できる。関東地方の水がめの貯水量の減少対策にも貢献できるし、我が家の家計にも大いに貢献できる。それも意識しないで。

それに掛かる費用がシャワーヘッドの購入費用だけ。それも3,000円しないで購入できる商品。全家庭のシャワーヘッドを交換したら莫大な量の節水が可能となる。

手元に残っていた水道料金請求書、ガス料金請求書を約1年分をExcelにまとめておいた。この中で新しいシャワーヘッドを利用することにより何%減量、減額できたかは確認できないが、全体で減少したのか、そのままなのかは大雑把に把握できるだろう。

いつもは嫌な請求書だが、次回の請求書が楽しみである。


https://www.ktservices3.com/

投稿者 owner : 2016年07月17日