2011年12月20日
無線キーボード
PCの電源がオンにならないとのことでコール。
PCは富士通のFMV F/C70Dである。お伺いしたらコンセントを抜いていたので、差し込んで本体の電源スイッチをオンしたら、何の事もなく電源が入って起動された。その動作を見ていなかったお客様は「どうしたら電源が入ったの」かと訝しがった。お客様はいつもキーボードの電源スイッチからPCを起動していたらしい。
確かに本体の電源スイッチの部分は、デザイン的に電源ランプのような雰囲気である。さすがに「GOOD DESIGN賞」を受賞しただけにデザインには凝っているようだ。それが裏目に出ることもあるのだろうか。
しかしキーボードの電源スイッチでオンにならないということは無線が機能していないらしい。起動したPCに対してマウスを動かしてみたがカーソルも動かない。キーボード、マウスの電池が無くなったのかと思ったがインジケータは電池がある表示をしている。電池も交換したが症状は変わらず。無線IDが変わってしまって接続されないのかも知れない。
マウスの「Connect」ボタンを押してから、本体の「Connect」ボタンを押したが、カーソルは動かない。マニュアルによるとこの製品はコネクトした後、「BIND OK!」とか表示されないタイプらしい。認識されなかったら再度やってみるように書いてある。いつまでやったらいいのか、故障していると判断する基準は無い。
バッグに入れて行ったELECOMのTK-UP84CPBKを取り出し、ネットで同じ症状を解決した記事を探したが見つけられなかった。この小さなキーボードを長い間操作するのはつらい。バッグに入れて歩くには小さくて便利だが。
デバイスマネージャを開いたら、USBのキーボード、マウスの部分がビックリマークが付いたり消えたりしている。これはやはり無線機能が故障していると判断すべきだろう。本体内蔵なので修理に出したら高額になってしまうだろう。諦めてUSB接続のキーボード、マウスを購入したほうが得策だと思われる。
携帯電話のように、電波状況が見える化されていると判りやすいのだが。
投稿者 owner : 2011年12月20日