2011年04月02日

VGN-FT51B リカバリ

PCが正常に起動しなくなったので。PCはSonyのVGN-FT51B。

計画停電があった場合、その間にノートPCならバッテリーで情報を得られるからと、今まで使用していなかったTV機能を使用するために何かをインストールしたりしたらしい。しかし、このような据え置き中心のノートPCは新品の状態でバッテリー駆動時間が3.5時間である。購入してから5~6年経過していて、ずうっと電源ケーブルを接続したまま使用しているだろうから、2時間も持たないような気がする。ルータの電源が切れていたらインターネットには接続できない。

当日は計画停電も予定されていないので、当日お伺いすることになった。起動状態を確認するとブルースクリーンになって、それが繰り返されている状態。2度程、チラッと出てくるコードを確認しようとしたが正確に読み取れず。状況からレジストリが壊れているものと考えられるので「レジストリの破損により Windows XP を起動できなくなった場合の回復方法」も考えたが、リカバリする方法で良いとの事なので、必要なデータをサルベージすることにする。

HDDをはずして、USB接続ケーブルで持参したPCに接続する。WORDやEXCELのファイル、音楽ファイル。メールは携帯電話だったり、Webメールだったりで保存する必要は無いらしい。アメリカで勤務している息子さんとはSkypeで話しているとのこと。

このPCはリカバリー用DVDは添付されていなくてHDDのリカバリ領域からリカバリーする。リカバリー用DVDは作成していなかったがHDD自体は壊れていないのでF10でリカバリウィザードを起動する。OS自体のリカバリーは早いのだが、インストールされているプログラムが多いので、そちらに時間がかかる。この手順の中でOfficePersonalもインストールを指示される。OfficePersonalは別にDVDがあるので、それを使用してインストールする。

インターネットは無線LANを使用しているのでパスフレーズに何を入力したかを米国の息子さんに携帯電話メールで聞く。帰ってきた答えは、家族だけが知っている事項か、機器に貼付しているラベルの内容を入力したのではと。貼付されたラベルの内容を入力したら無線LANは使用可能になった。

WORDやEXCELのファイルは少ないのでUSBメモリを使用して移したが、音楽ファイルは多量にあるので、持参したPCとVGN-FT51Bをクロスケーブルで接続して移す。Dドライブが空いているので音楽ファイルはDドライブに移す。iTunesをダウンロード、インストールしてから「iTunes Media フォルダの場所」を変更してDドライブに保存した場所を設定する。

アンチウイルスソフトはMcAfeeを使用していて契約しているのでそれを使用する。このような時にはメールIDやパスワードが正しく記録されていない場合が多いのだが、こちらは大文字小文字の差はあったが、記録されたIDでログインしてMcAfeeをダウンロード、インストールした。最新への更新も行われることも確認。

Skypeの最新版をダウンロード、インストール。これまでのSkypeIDを記憶していないので新しいIDを設定する。米国の息子さんにはメールで知らせることにする。Skypeを本格的に使用しているご家庭は初めてである。

プリンタ・ドライバをダウンロード、インストール。プリンタは印刷するときにUSBケーブルで接続するので、接続してからテスト印刷を確認。これらで使用可能な状態になったのと、希望されたリカバリー後の動作も確認したので終了。

リカバリー用DVDを作成していなかったので、DVDを購入してきて取扱説明書に従って作成するようにお薦めした。HDDが壊れた時には、HDDだけではなくリカバリー用DVDの購入にも費用がかかる。翌日電話がありTDKのDVDを購入して操作しているがDVDを認識しないらしい。それではSonyのDVDがあれば、それを購入してくるか、無ければ太陽誘電製のDVDを購入して操作したらどうかとお話しした。その後Sony製のDVDを購入してリカバリー用DVDが作成できたとの電話連絡があった。

これも計画停電の影響かな。


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投稿者 owner : 2011年04月02日