2008年12月15日

メモリ増設したほうが

メモリの価格が下落している。

一般的には、そんな事は話題にもならないだろう。しかしPCに向かうと動きの遅いPCが多い。WindowsXPが発表された頃に購入したPCの多くには、CPUがCeleron、メモリが256MBしか搭載されていない。アンチウィルス・ソフト、SP2、SP3をインストールしている。購入時からインストールされている各種のソフトが使用しないのに、タスクトレイに満載である。

電源オンから使用可能になるまでの時間が長い。待ちきれず起動が終了していない頃にエクスプローラを起動しようとしたりすると、追い討ちをかけるように遅くなる。一般的には他人のPCの起動時を見ていたり、インターネット・エクスプローラに触れたりしないから自分のPCの動きがこれ程遅いとは気が付かないようである。

CPUがシングル・プロセッサだったり、HDDの回転数や転送速度が遅かったりも関連するが、メモリを増設するのが簡単で効果が実感できる方法であろう。256MB実装のPCを「タスク マネージャ」でみると、使用量が物理メモリ量を超えている。これではスワップが多くなり、CPUの処理が一杯一杯である。スラッシングの状態になってしまい処理が進まない。

それでいてメモリ・スロットは4本のうち、1本しか使用されていなかったりする。メモリ価格は一番旬な規格が下がっているので、前記のPCが搭載するPC2700やPC3200はPC2-6400等と比較すると価格・容量的には不利である。しかし512MBや1GBを増設するには、そんなに費用を必要としない。それでスワップが軽減して、PCの動作が軽くなり、インターネットも早く動作するようになる。

あんなに遅いPCだと光を敷設していても、光の恩恵を受けていない。普通に動いている知人のPCを操作すると分かるのだろうが、そのような機会も少ないだろう。マウスの動きの重さ(効き?)などはすぐに気が付くはずである。WORDを起動するのに数分かかるPCもあるから驚きである。使用している本人は、それが常態だと感じているようである。

メモリを256MBしか搭載していないPCは、メモリ増設を強くお薦めします。


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投稿者 owner : 2008年12月15日