2008年08月08日

Prius Deck 570C HDD換装

日立Prius 570Cが起動しなくなった。起動時のメッセージは「A Disk Read Error Occurred」。

HDDが起動できないので、後はユーザデータを吸い上げられるかが問題である。ノートPCやHDD接続ケーブルを持参して出かけた。HDDはMAXTORの「4D080H4」。RecoveryConsole(回復コンソール)でchkdskでもNG。日立はHDDを販売しているけど内蔵しているHDDは社外から調達。HDDをはずして、HDD接続ケーブルでノートPCに接続するがディレクトリ構造が読めない。MAXTORの「PowerMAX」でDiagするとDiagnosticCode c997677e。Seagateの「Seatools for DOS」でLongTestを実施すると99以上のエラーで停止。このHDDを再使用するのは無理のようです。

HDD交換で入院してもらおうと考えたが、HDDを購入することになって近くの量販店へ出かける。バッファロやIO-DATAとは別にCFD販売の3,000円ほど安い日立の320GBがあったので、それを購入。秋葉原と比較すると1.5倍の価格であるけど、時間・交通費を考えると納得できるかな。

PrimaryIDEのジャンパピンの設定をしてからPCに接続。Ghostを使用したRecoveryCDからCドライブを全て割り当ててリストアを行う。20分ほどで3枚のCDは終了したが再起動の段階で「Unmountable Boot Volume 0x000000ed」で起動しない。RecoveryCDから正しく読めないのか、購入してきたHDDが不良なのか、何度か再起動させるが結果は同様現象。回復コンソールで「chkdsk /r」を実施するが、320GBのHDDでは終了するまでは時間がかかり過ぎるので、やはり入院してもらうことに決定。

入院してからも再度RecoveryCD3枚を読ませて見たが現象は変わらず。「Unmountable Boot Volume」のもう一つの解決方法であるIDEケーブルを変更して見たが現象は変わらず。時間がかかるので就寝中に「chkdsk /r」を実施させておいて、完了確認をしてから再起動したが、相変わらず現象は変わらず。どうすれば、、、。

「そうだッ!」WindowsXP SP1以前のWindowsXPは137GBの壁があるのだった。このRecoverCDは無印WindowsXPなのだろう。OriginalのHDDは80GBなので、リストアする時にCドライブを100GBに設定してリカバリしてみたら正常に起動した。「コンピュータの管理」で確認するとCドライブの残りは2GB程度になっている。当たりである。Cドライブを130GBにして再々々リストア。正常に起動する。以前は全てで80GBなので、1.6倍である。

準備してあるWindowsXP-SP3をインストールしようとしたら「少なくともSP1」が必要とのメッセージが出たので、これも準備してあるWindowsXP-SP2をインストール。その後WindowsXP-SP3をインストール。「コンピュータの管理」で確認すると残りが190GBになったので、DVD-ROMとCD-Rのドライブ・レターを変更して、残りをDドライブに割り当てる。

添付されている「アプリケーションCD」を全てインストール。OfficeXPをインストール。インストール・フォルダを変更できるソフトは全てDドライブにインストールしてCドライブに余裕を持たせる。ここでインターネットに接続。MicrosoftUpdateで必要なパッチやソフトをインストール。日立のサイトで「アプリケーションCD」関連のバージョンアップを確認してインストール。YAMAHAのチップを使用しているので、そのドライバもアップデート。

「Unmountable Boot Volume」の原因が「システムファイルの損傷」や「ケーブル」だけではなく、「認識できるHDDの容量を超えている」場合も発生するようである。

今日は「北京オリンピックの開催日」。


https://www.ktservices3.com/

投稿者 owner : 2008年08月08日