2007年10月31日

HDD CRCエラー

Windowsの動きが一瞬変だなと思ったら、それは始まった。

「STOP C000021A」でブルースクリーン。この中で今にして思えば「使用中だった可能性のあるファイルが正しく復元されていません。」だったようである。とりあえず再起動してしばらく使用していたら「STOP 0x000000F4」またもやブルースクリーン。

次には「STOP 0x0000007A」。ページファイルに不良ブロックが含まれているらしい。イベントログを調べてみると「警告」が続いた後、赤い「エラー」が出ている。CドライブのHDDにエラーが発生している。まずは「チェックディスク」で「ファイル システム エラーを自動的に修復する」「不良セクターをスキャンし、回復する」にチェックを入れて検査させたら1個がリカバリーされた。その後は問題も無く稼動していた。

「DriveImage XML」でバックアップを取得したらCRCエラーが2個でる。Windowsの動作には影響が出ていない。再度Windowsのチェックディスクを実行しても何のエラーも出ない。が「DriveImage XML」はCRCエラーを報告する。それではページファイルを別ドライブに移して、Cドライブのページファイルを未使用領域に変更してみたが、CRCエラーは発生する。

「SeaTools」にご登場願うことにする、HDDはSeagate製なので。まずは「SeaTools for Windows」を実行してみたが、私の環境では何故か正常に稼動しない。CドライブだけはIDEカードを経由させているからだろうか。

次に「SeaTools for DOS」を実行する。IDEカード経由でも正しく認識してLong Testで2個のエラーを発見した。「DriveImage XML」と同じ結果である。どうしてWindowsのチェックディスクは見つけられないんだ。そこで「SeaTools」はどうするか聞くので「Repair」をお願いする。しかし結果がどうなったかも教えてくれないしESCを押しても反応しない。仕方ないので「SeaTools」を終了させる。その後も「DriveImage XML」はCRCエラーの発見報告もしてくれる。

「SeaTools for Windows」の経験を基に、CドライブをIDEカード経由の接続ではなくマザーボードのIDEポートから直接接続して「SeaTools for DOS」を実行して2個のエラーを発見させる。それで「Repair」をお願いしたらアッと言うまに「Repaired」が返ってきた。もう1個のエラーも修復された。「DriveImage XML」でバックアップさせるとCRCエラーの発見報告はされずに完了した。

「SeaTools」と「DriveImage XML」の組み合わせで、今回のCRCエラーから生還した。しかしCRCエラーが出るということは、このHDDの寿命も短いかな。

(2008/02/14)「DriveImage XML」がHDD CRCエラーを発見してくれる


https://www.ktservices3.com/

投稿者 owner : 2007年10月31日