2006年11月21日

通信を許可しないと

「起動が遅くなった」とのご連絡で、WindowsXPの起動が遅くなったと思い込んでいた。

以前MODEMの点灯状態が不審でお呼び頂き対応したお客様からで、PCは富士通のLX50Hである。電源オンにした状態からは起動時間が長いなとは見られなかった。すると「株」をやっている会社のホームページをIEから起動すると、うん、確かに時間がかかっている。これはADSL特有の接続スピードが低下する現象かなと考え、YahooのTrio 3 G MODEMにログインしようとしたがパスワードが違うと撥ねられる。お客様に伺ってもパスワードを変更した記憶はないらしい。普通の人はMODEMにログインしようとはしないでしょうし。

MODEMを出荷時の状態に戻すことも可能だが、とりあえず電源ケーブルを抜いて少し待ってから再挿入。MODEMのランプが落ち着いてからIEで「株」会社のホームページを開いたら早くなったようである。お客様に見てもらったら早くなったと感じられたようだ。

次はソースネクストの「ウィルス・セキュリティ」が頻繁にポップアップ・ウィンドウを開いて、継続しないと危険ですと出る。お客様は「無期限版」の更新料金を振り込んであるらしい。が、「有効期限」が2006年10月17日までになっている。また最終更新が2005年11月頃の日付である。ポップアップからWebに接続すると「お客様は継続更新の必要はありません」と表示される。これはお客様のおっしゃる通りである。それではプログラムが更新されていないのと「有効期限」の表示が正しくない事に対応することにする。

プログラムの更新をすると「サーバーに接続できませんでした」となってしまうのは、まさかソースネクストのサーバがダウンしているのとは違うだろうなと思いながら、キーワードを手がかりに検索すると、ソースネクストのFAQが出てきた。「設定とお知らせ」→「不正侵入を防ぐ」→「設定」の「K7TotalSecurity UpdateManager」が「遮断」になっている。まあこれでプログラムが更新されていない原因は確認できた。「K7TotalSecurity UpdateManager」を選択して「変更」→「アクセスを完全に許可」に設定。

「アップデートを行う」でプログラムのダウンロードを行い、都合2回WindowsXPの再起動を行った結果、「有効期限」の表示は消えたので「無期限」になったようである。またタスクトレイにあるアイコンの色合いが明るくなったのと、設定の画面表示が変更されて最新になった。しかしUpdateManagerが「遮断」になっているのは何でだろう。インストールしてからそのような設定を変更されるようなお客様でもないし、インストール時点から「遮断」に設定されているのだろうか、不思議な感じ。これで悩んでいる方も多いような気がした。

前回も「AdobeDownloadManager」を停止したがまた起動時に動いている。どうして、そしてAdobeさんは毎日プログラムを更新しているの、Adobeのソフトを起動した時に更新されたかを確認してくれれば済む内容であろうに。これを停止する為に私のblogを参照される方もいらっしゃるので邪魔な存在と考えている方も多いかも知れない。

デスクトップ上に消しても消してもまた現れるアイコンがある。ウィルスのような感じもあるが「msconfig」を確認するとスタートアップ項目がブランクのものが有ったので、それを停止したのと「AdobeDownloadManager」を停止して、再起動。

これでデスクトップ上のアイコンを削除したら、それっきり再発しなかった。うるさい「AdobeDownloadManager」も起動しなくなった。
WindowsXPを再起動して「ウィルス・セキュリティ」も正常に起動して「安全」を表示するのを確認。2回繰り返して私が居なくなっても大丈夫な事を確認して終了。


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投稿者 owner : 2006年11月21日