2018年08月19日
修復 Windows10
Windowsの動きがおかしい。ブラウズしている最中に停止する。ダウンロードがうまくいかない時がある。との事でお預かりしたのは「東芝 dynabook T350/36ARD」。
「CrystalDiskInfo」で調べるとHDDは「注意」で代替セクターをかなり利用している。これのせいだろう。このHDDからは必要なファイルはUSBメモリに抜いてあるそうなので、準備してあったSSDを使用する。
公式にはWindows10はサポートしていないが、無料アップグレードの際にMicrosoftがWindows10を薦めるので、言われるがままにWindows10にアップグレードしたらしい。その後は支障なく使用できていたが、最近動きが遅かったり、ブルースクリーンになったりする。折角Windows10に慣れてきたので、Windows10で引き続き使用したい。Windows7に戻しても一年半後にはサポートも切れてしまう。
Windows7からWindows10に無料アップグレードしたPCのプロダクトキーは、Windows7のままなのか、Windows10に新しく割り振られているのか調べる必要がある。
Windowsプロダクトキーは通常の操作では見られないので、Webで調べると、「Windows Product Key Viewer」が良さげである。
これで確認すると、購入した時のWindows7のProductKeyと無料アップグレードしたWindows10のProductKeyは別物になっていることが判る。ProductKeyの表示画面をキャプチャしておく。
Microsoftのサイトから最新のWindows10(1803)をダウンロードして、ISOファイルを作成する。これでインストールして取得しているProductKeyを入力すればライセンス違反になることは無い。
作成したDVDから起動してWindows10をインストールしようとすると、「お使いのPCに必要なメディアドライバがありません。メディアドライバの種類としては、DVD、USB、ハードディスクドライバなどがあります。ドライバの入ったCD、DVD、USBフラッシュドライブをお持ちの場合は挿入してください。
注意:WindowsのインストールメディアがCD、DVDドライブにある場合は、この手順のために
メディアを取り出すことができます。」となってインストールできない。
ネットで調べるとISOファイルが正しく作成されていない可能性があるらしい。それでは準備してあったWindows10のDSP版を利用して、ProductKeyは取得していたものを入力する。
さすがSSD。インストールしてから「1803」にするまでの時間はHDDの1/5程度で終了した。使用するのに必要なソフトウェアをインストールする。OfficeはPCを購入する時に付属していた「Office2010 Home and Business」をインストールする。PCに付属していたOfficeなので、これもライセンス違反では無い。
「不明なデバイス」も発生せず、ドライバが足りないこともなく、Windows10は完全にインストールされたと思われる。
HDDからSSDにしたので、以前の環境よりも数段使いやすいPC環境になった。新しいPCを購入したような感覚である。後はご自宅の無線設定、メール設定、プリンタ設定をする必要がある。
投稿者 owner : 2018年08月19日