2017年04月02日

ノートPC納品

使用中のノートPCがWindowsVistaで、サポートが2017年4月11日で切れることから新しいPCをご要望。

これまでのPCは富士通の「FMV-BIBLO NF50Y」「PC DEPOT」から購入。購入当時、毎月定額でのサポートと呼ばれるサービスに加入していた。型落ちのノートPCを安く購入することが出来るが、電話もしないサポートにお金を掛ける必要性は無いのではと、そのサポートを解約するお手伝いをした。

購入したときには動きがどうだったのか判らないが、私がサポートに呼ばれるようになってからは、こんな動きが遅いPCをどうして購入したのだろうと思うほどだった。Vistaで2GB、Celeron1.73GHz。光回線を使用していても何もメリットを感じられない。ADSLよりも遅いのではないだろうかとおもわれるような動き。

今回、購入するにあたりMicrosoft Officeは不要とのこと。それだけでも2万円は価格が低くなる。それらしいソフトであればLibreOfficeで充分であろう。仕事もリタイアして、友人や知人とExcelやWordでファイルを送ったりすることもないらしい。

NF50Yには「筆ぐるめ」が付属していて、それを年賀状作成・住所録ソフトとして使用しているので、それは必要。他はインターネットとメールが見られれば良いらしい。

Displayの大きさは同じ15.6インチ。OSは今選ぶならWindows10。HDDは120GBでも余っているので、そんなに大容量は要らない。私の考え方ではパソコンをゆっくり使う人ほど、パソコンはキビキビ動いて欲しい。クリックしてから反応が鈍いと自分の操作に半信半疑になってしまうから。

ツクモからSSD240GB、CPUは第七世代のi3。上記の条件に合致するPCが発売された。他のBTOメーカも比較検討したが、決定したのは「N1502K-310T」。ネットショップ限定でポイントは付加しないが、これまで使用していたパソコンに比べるとキビキビは保証できる。

購入してセットアップを始める。動きは早い。私が現在使用しているデスクトップパソコンよりも早いような感じである。フルHD対応だが15.6インチでご高齢には少し表示が厳しい。少しピントが甘いようにも見えてしまうが1366x768に設定する。

Windows10は全体的な表示が淡い色合いに設定されていて、文字が読みにくい。私よりもご高齢だともっと読みにくいだろう。「Windows10フォントが汚いので一発変更」で「メイリオ」に変更する。ほんの少しは読みやすさがましたように思われる。

AdobeReaderやLhasa、LibreOfficeをインストールする。「筆ぐるめ」は「乗り換えキャンペーン版」が安く購入できる。

ノートPCの購入特典でワイヤレスマウスがプレゼントされる。小さなマウスでツクモで売れ残ったのだろうか、その分は価格に上乗せされているのだろうか。

調べていくと、現在使用しているCanon Pixus MP470がWindows10ではサポートされていない情報に接する。まだ使える、年賀状程度にしか使用しないプリンタをCanonはドライバを作らずに捨てさせるつもりのようだ。私のCanonのスキャナもドライバがWindows7に対応していなくて、只の箱になってしまった経験がある。

せっかくPCを安く購入しても、プリンタの購入経費が追加されるのではつらい。ネットで調べ回る。海外の情報で、Windows10をサポートしたドライバをダウンロードできる。さらに調べていたら日本でWindows8用のドライバでWindows10下でプリントできるとの情報も得る。現場で確認。

さてPCを持参してお伺いする。

旧PCから「筆ぐるめ」のデータをエクスポートする。新PCの「筆ぐるめ」で旧バージョンのデータとして取り込む。幾つかのファイルに別れていたので新PCでは追加登録して一つのファイルに統合する。簡単な作業である。

次は問題のプリンタドライバ。OSは64ビットなのでWindows8の64ビットドライバをインストールする。インストール途中ではプリンタをチェックすることもなく、OSが違うと言われることもなく。インストール最後にプリンタを接続するように指示される。それでも何も言ってこない。テストページの印刷を行うが、日本語も正常に印刷される。LibreOfficeのWriterで3行程度の文書を作成し、印刷してみても正常に印刷される。不具合が発生しなければ、このまま使用することにする。

メーラをどうするか。Windows10付属のメールソフトは評判が悪い。これまではWindowsメールを使用しているので似たようなソフトが使いやすいだろうと思われるが、WindowsLiveメールはサポート終了。Thunderbirdは嫌だろうか?名前を聞いたこともないようだ。

とりあえずWindows10メールで設定を始める。Niftyからのメール等の連絡表を出して頂いて、設定を行うが何回やっても接続できない。Thunderbirdをダウンロードして設定しても接続できない。その内、パスワードを再発行してもらった記憶があるらしい。袋の中から手書きのパスワードらしいものを発見。NiftyのWebメールにそのパスワードを入力すると接続された。パスワード管理は重要である。

NiftyのWebメールを見て頂き、これまでのメールソフトと操作の違いもあまりないことからWebメールを使用することにする。InternetExplorerとGoogleChromeに「Yahoo」「Webメール」「公共図書館」「弟さんのブログ」をスタート時点で開くように設定。

Microsoft OfficeのIMEを入れていないので、それよりも賢いGoogle IMEをインストールしておく。

今までのPCよりも数倍早い動きに満足されたご様子である。


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