2014年09月01日

やはりフル・バックアップ

「パソコンが倒れた-その後」で対応が済んで一段落したお客様からフル・バックアップをしたいとのご注文。

PCは「NEC Mate MK31MBZCD」で、いわゆるスリム型デスクトップ。内蔵HDDを収められないので、外付けHDDとなってしまう。2011年発売らしく、USB3.0は搭載していない。USB2.0では外付けHDDの場合、スピードが出ない。

しかし今後のことを(もしPCを新規購入したりする場合)考えると、外付けHDDはUSB3.0対応のものにしておくべきと考える。そこで価格なども考慮に入れながら購入した外付けHDDは「I・O DATA」の「HDC-LA2.0」。容量は2TBでUSB3.0搭載。PCの電源と連動して、PCがシャットダウンされると外付けHDDも電源オフになる。これが使い勝手上重要で、PCを電源オンにして、外付けHDDを電源オンにして、PCをシャットダウンしたら、外付けHDDも電源オフするような手間はかけたくない。

この機能は少し前なら、かなり限定されていたが、今ではTVにUSB接続して録画するために外付けHDDを購入する(販売目的)のが一般的になってきて、普通の機能になってきた。残念ながらUSBバスパワーだけで、この外付けHDDは動かない。別にコンセントから電源を取る必要がある。

外付けHDDは内蔵されているHDDのメーカや機番が購入する前には分からない。この外付けHDDに内蔵されていたHDDは「WesternDigital WD20EZRX」。WesternDigitalの「WD Green」の一機種で内蔵HDDでも一般的なものである。USB2.0で接続した時には緑のLEDが点灯し、USB3.0で接続した時には青のLEDが点灯する。緑のLEDは暗めで、青のLEDのほうが鮮やかに見える。

お客様はCドライブだけの運用なので、それに合わせたバッチコマンドを作成して、外付けHDDと一緒に持参する。PCを机上に置いたのでPCの後方のケーブルが丸見えになってしまうので美しくないため対応することにしてあり、ケーブルを纏める「ELECOM」の「BST-20CR」も持参する。

さて、外付けHDDを設置して、電源ケーブルやLANケーブル、ディスプレイ・ケーブル、キーボード・マウスのケーブルを纏めて「BST-20CR」でケーブルをラップする。出来るだけ差込口に近い所からラップしていき、途中から他のケーブルを巻き込みながら床近くまでを一本のケーブルのように見せる。途中からディスプレイやキーボドに分かれていくケーブルは、もう一本のようにラップする。ケーブルがバラバラになっているよりは、かなり綺麗に見える。

いつものように「DriveImage XML」をダウンロード・インストールする。準備してきたバッチコマンドを再度、修正確認してテストを実行する。外付けHDDで遅いながらもCドライブをバックアップしてシャットダウンするまでに30分で終了した。Cドライブの使用量が増加していくと、この時間も長くなっていくが、写真などをたくさん保存するのでなくて、事務で使用するExcel、Wordのファイルが急激に増加するとは考えにくい。お客様に使用方法や、仕組みなどをお伝えする。これで帰宅時にバッチを起動して、ディプレイの電源をオフにして頂ければ、バックアップ終了時には自動的にPCの電源がオフにされて、外付けHDDの電源も連動してオフになる。きっと事務所を出てから、ご自宅に到着する前に、それらは終了しているでしょう。バックアップは7世代取得して巡回する設定にしてある。

これで安心度合いが増加すること間違いなし。


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投稿者 owner : 2014年09月01日