2011年01月25日

LL550/MG HDD換装

起動しなくなったと、送られてきたPCは「NEC Lavie LL550/MG」だった。

HDDをPCからはずしてAB-HE2020で、他のPCに接続したが認識しなかったので全く使用できない状態。事前にお聞きしていたのだが再セットアップ用DVDは作成していないので、これは発注しなければならない。これだけで振込手数料を入れると11,000円程度になってしまう。リカバリ用DVDは購入時に添付されないので自分でHDDから吸い上げておかなければならない。DVDを4枚添付しても1,000円にもならないだろうが、これもメーカ側のコスト削減であろう。

再セットアップ用DVDは、インターネットからオーダ出来る。PCの製造番号やOSのプロダクトキーも入力する必要がある。オーダ終了後にメールが届いたので直ぐに銀行振込を行った。2日後になっても「入金待ち」から更新されないのでメールで確認を行ったら、電話で「注文生産なので1週間程時間がかかる」との説明があった。それなら「入金待ち」ではない状態に変更してもらいたいものである。「発送待ち」とか「入金確認済み」とか。入金が確認されていないのか、間違ったところに振り込んだのか不安になってしまう。

装着されていたHDDは東芝の「MK1652GSX」で160GBである。ラベルにピンクのマーカでチェックがついている。以前に他のPCのHDD不良で換装したときにもチェックが付いていた。これは何のチェックなんだろう。Ghostが終了しているというマークか、それとも、、、、。今回調達したHDDは日立GSTの500GB。購入時の3倍強の容量になった。BIOSでHDDを認識することを確認した。

発注してから一週間後に「再セットアップ用DVD」が届いた。リカバリの最初の設定で「Cドライブの容量を設定してリカバリする」のような文言の選択をしないと、意図した設定の容量配分にならないので注意が必要である。CドライブとDドライブを500GBの半々になるように設定する。Dドライブにユーザのデータを格納すると、HDDが壊れたときにDドライブは助かる可能性があるので、お客様へはDドライブの利用をお薦めしている。

4枚のDVDをインストールしてから、また指定の番号のDVDを読ませたりする。添付されているソフトをインストールするのに数回再起動される。これもかなり時間がかかる。その後WindowsUpdateを繰り返す。再セットアップ用DVDはVista SP1なのだが、まだSP2がインストールされない。既に100個以上のFixをインストールしている。最初にSP2がインストールされれば、これらはSP2に含まれているのかも知れない。VistaSP2のCDを準備しておいたほうが良いと思われた。最終的にはSP2もインストールするし、それ以降のFixもインストールした。

AdobeReaderも最新にする。AdobeReaderは最近脆弱性が問題になっていたので是非ともUpdateしておきたいソフトの一つである。iTunesもデスクトップにインストール用のアイコンが出ているので、これも最新にする。添付されているソフトを主に使われるのか、自分でダウンロードして好みのソフトを使用するのか判らないので難しいところではある。MicrosoftOfficeのCDは送られてきていないのでお客様自身でインストールして頂く必要がある。OSを最新にするのにインターネットに接続する必要があるので、MicrosoftSecurityEssentialsをインストールしたが、これもお客様が別のセキュリティソフトに変更するか、そのまま使用するかは判断して頂く。

インストール関連は終了して、送られてきた袋にPCを入れてお客様へ発送した。翌日PCが届いた旨と、PCが起動するようになって喜びの電話連絡が入った。


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投稿者 owner : 2011年01月25日