2007年07月12日

HDD交換

HDDの交換とデータ・サルベージ依頼。

OSが起動しなくなった、友人から「BartPE」を借りたがうまく操作できない。PCを開けてみたがHDDを取り外せないとの事で依頼があった。PCは「FMV C8/150WL」で、本体と電源ケーブル、リカバリーCDを預かる。

「BartPE」でHDDを読んでみようとするが読めない部分もあるので、新HDDを用意してサルベージできるものは吸い上げることにする。まずは取り出せなかったHDDを取り出す。HPやDELLのPCとは違い内蔵機器は取り出しにくいようにする設計がされているような感じがする。「デルの革命」の中ではいかに早く機器を格納したりするかに苦心した様子が描かれていたが、この富士通のPCはPCカバーをはずすのにドライバーは要らないが、その後は謎解きをするような感じでHDDを取り外さなければならない。HDDを取り外すためのネジを回すのに、それが影になるような小さな板をはずさなければならない。メーカ系のPCでHDDの交換・修理に出すと5万円ほどかかるらしいことは有名である。

内蔵HDDはSeagateのST380020(80GB)であった。容量が倍の160GBのHDDを用意して接続したがBigDrive未対応であった。MotherBoardは「GIGABYTE GA-81DPZ」、ChipsetはI845。Memoryは768MB搭載されているので増設したものと思われる。HDDはC:65GB、D:65GB程度としてリカバリーCDをインストール。

「マイ ドキュメント」はD-Driveに移動して、今後のHDDトラブル時にデータを吸い上げやすいようにしておく。用意してあるSP2をインストール後の「Windows Update」でパッチを80個ダウンロード、インストールする。その後の数回の「Windows Update」を繰り返し最新状態にする。メーカのHDD交換ではリカバリCDをインストールするだけで終了である。残りは自分でダウンロードしなければならない。

次にメール本体、アドレス帳、写真、音楽を吸い上げて所定の場所にリストア。この時に活躍したのが「三刀流男組2」でIDEをUSBに変換して外付けドライブとして使用できる。リカバリするPCに直接接続して、そのPCのOSからコピー可能となる。瀕死寸前のHDDなので何箇所か読み出せない場所もあったが終了。娘さんの貴重な写真が入っていましたね。

ギャラのほかにボトル焼酎までいただいて、ありがとうございました。

このクラスのデスクトップを見るとHDDを2台入れられるスペースは必要だなと感じる。


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投稿者 owner : 2007年07月12日