2006年04月01日

PrimoPDF

業者から提供されたソフトを使用しているが情報が必ず印刷される。ディスプレイ上で確認できればそれで充分。まあ後々の為に印刷した物を保存している。お客様の「氏名・住所・電話番号」などが印刷されているので、廃棄するにも注意が必要な厄介者になってしまう。

それではPDFにしましょう。ディスプレイで確認できて、保存もできて、廃棄(削除)も簡単。

それもコストをかけない方法で。PDFを作成するのはPrimoPDF。PDFを読むのはAdobe Reader

PrimoPDFは印刷するときにプリンタを選択するのと同様に「PrimoPDF」を選択して、ファイル名を指定するだけ。ほとんどはDefaultの設定のままでOK。実際に紙に印刷したいときにはプリンタを選択すれば良いのと、過去のものはPDFを印刷すれば同じことができる。
実際に紙に印刷するよりも、終了するのが早いのもメリットである。
コスト削減にも大きく貢献する。保存するだけの紙の印刷が不要。トナー(インク)の使用量が減少。また印刷時の騒音(こちらのプリンタは印刷時の音が異様に大きい)が発生しない。
参照する業務の時には、机上の紙とディスプレイとで目線を大きく動かすことなく、ディスプレイ上で参照できるので業務もスピーディになるかも。

印刷するものが複数枚ある場合には、「PrimoPDF」→「プロパティ」→「詳細設定」→「標準の設定」→「レイアウト」の「ページの順序」を「逆」に設定しておけば、Adobe Readerで開いたときに1ページ目が最初(上)に表示されるので、見た目に違和感が無い。「順」だと1ページ目が最後に表示されてしまう。

印刷した後すぐに結果を確認したい場合には「PrimoPDF Setting」で「Automatically launch default PDF viewer upon completion」にチェックすれば、自分でファイルを開かなくてもPDF作成終了後にファイルを開いて表示される。

こちらのお客様は2台目のPCの「Default PDF Viewer」はAdobe Readerになっていたが、1台目のPCはAdobe Photoshop Elementsになっていて起動に時間がかかるので、「フォルダ オプション」からAdobe Readerに変更しておいた。

プリンタがA4対応で横長の用紙が縦に印刷されて表示される場合には、Adobe Readerで「表示」→「表示を回転」で「右」か「左」の「90°回転」を選択すればOK。

これは「BackUp役立つ」でお伺いしたときに導入・説明してきました。

(2006/12/10)PDF作成プリンタをPrimoPDFからLivePDFへ変更してみました。
(2007/07/27)PrimoPDF日本語版がダウンロード可能になりました。


https://www.ktservices3.com/

投稿者 owner : 2006年04月01日