2005年12月29日
WinPE (BartPE)
OSドライブの移行時に使用した「DriveImage XML」のPageをよく読んだらWinPE(Windows Preinstallation Environment)で走らせることができると書いてある。
これはWindowsの環境をBootable CDだけで動かせるのである。このCDを作成しておけば、Windowsだけを起動するためのHDDを作成しなくても良い。
この環境を簡単な手順で作成可能にしてくれるのが「BartPE」である。
「DriveImage XML」でStaticな状態でHDDをBackup/Restoreしたいときなどには最適の環境である。OSのトラブル時にファイルを吸い上げる(NTFSが操作可能。Bartさんも2002年まではDOS-Bootableを作成していたがNTFSをFull Read/WriteできるからWinPEにしたと書いています。)、Windowsが起動していると削除できないVirusもCD起動で削除可能になる。(BartさんもWinPEはNext Generation Rescue Platformだと見ていると書いています。)
大雑把な手順としては
(1)全体概要をつかむhttps://pcweb.mycom.co.jp/special/2003/winpe/
(2)本体をダウンロードhttps://www.nu2.nu/pebuilder/
(3)日本語文字化けを修正https://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Bay/4686/main.html
(4)プログラムに従って必要項目を入力する。WindowsXPのCD内容はHDDに入れておいたほうが使いやすい。
(5)Pluginに必要なプログラムを設定する。必要なDriverを設定する。
私が設定したPlugin
(a)DriveImage XML
(b)Explorer&IE
(c)IrfanView
私が設定したDriver
(a)Ultra ATA/133 Host Adapter
(6)「.iso」ファイルをBuildする。
(7)それをCDに焼く。
(8)そのCDから起動する。
HDDを使用しないので起動には時間がかかるが、色んな用途に使えそうな感じがするCDが出来上がった。
RWを使用するとPluginを入れながら何回も確認できるので、CDが無駄にならない。
投稿者 owner : 2005年12月29日