2005年12月20日

CPU Cooler

最近、CPU温度が高めだったので準備していたCPU Coolerを換装した。
これまではリテールクーラを使用していたが、購入当時から温度が高めであった。
CPUの温度は無制限に上昇するのではなく、設定された温度(75℃程度?)になると
自分で停止するようになっている。何度か経験した。

発売当時から気になっていて、価格も手頃になったのでアキバで購入しておいた。
Scythe(サイズ)の刀(KATANA)SCKTN-1000である。

評判どおり装着するには手間がかかる。
Mother Boardの裏側にも十字形の板を貼る(LGA775)ので、Mother Boardをケースからはずさなければならない。PCIカードも当然全て抜く必要がある。
またクーラ本体を固定クリップで取り付けるのだが、これが狭いところでネジを締め付ける構造なので作業がしにくい。
パッシブダクトがついているケースでは、ダクトをはずさなければ装着できないかも。

さて装着が終了し、MotherBoardを戻して、電源オン。オヤッ?!。オンにならない。調べてみたら「PowerSW」「ResetSW」のケーブルが抜けていた。

再度、電源オン。今度は起動した。早速Everest Home Edition(アッこのSoftの新バージョンは出なくなる!)で温度計測。電源オン直後で75℃もある。Fanのピンが3本なので温度を計測できなくなったのかなと思いながら負荷をかけて見ていると突然停止。
再起動させるとBIOS読み込み時に「直前の停止は温度異常であった」(英文ですが)と表示された。本当に高温で稼動していたらしい。

固定クリップをはずし、以前から塗ってあったシルバーグリスをアルコールでふき取り、「刀」に付いてきたシリコングリスを塗りなおして、また本体を固定クリップで装着。
これがまた大変だった。今回はMother Boardをはずさなかったから。

さて温度計測。オーッ!下がった。劇的である。電源オン直後でリテールクーラと15℃も違う。しばらく負荷をかけてみてもFanの音が五月蝿くない(それはそうか、Fan回転数は固定だから)。
リテールクーラはこの程度の負荷をかけると唸っていた。

私の場合は、このクーラで満足した。

(2006/01/21追記)「刀」のLGA775専用(SCKTN-775)が出ましたが、インテル純正と同じプッシュピン方式なのですが、これもある面留めにくいかな。Fanのピンは4本になったようです。
(2006/02/03追記)「刀」の全銅製モデル(SCKTN-CU1000)が出ました。これも後からLGA775専用が出るのかな?
(2008/07/06追記)このクーラを別のPCに換装しました。


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投稿者 owner : 2005年12月20日