2012年09月10日

ExifTool

姪の結婚式・披露宴があり写真やムービーを沢山撮ったのでDVDにすることにした。

ソフトは「Windows Live ムービーメーカー」を使用する。「ストーリーボード」に写真やムービーを並べていくと、「テキストツール」などを使用していないのに、写真上に「OLYMPUS DIGITAL CAMERA」と表示される。確かにオリンパスSZ-11で撮影しているけど、そんな説明は必要ない。

初めは何でこんなのが入るのかと不思議だったが、調べていくとExif情報から表示されていることが判った。Exif情報の中でも「ImageDescription」tagで表示されている。以前に使用していたCanonのカメラのExif情報を見ると「ImageDescription」tagは入っていない。

「ImageDescription」tagを消さなければDVDは完成しない。250枚程ある写真から一枚一枚Exif情報の「ImageDescription」だけを消すのは現実的ではないので、ソフトを探した。調べると「ExifTool」が要求する仕様にかなったソフトだと判ってきた。「ExifTool」は基本的にコマンドラインで処理する。GUIの方が便利だろうなと思い「ExifToolGUI for Windows」もダウンロードしてみたが良くわからない。

大したことをやろうと思っていないのだから、コマンドラインで実施するためにパラメータを調べてみる。ネットでも調べてみるが「ImageDescription」を操作している参考例は少ないようだ。

まずは一枚だけをテンポラリフォルダに移して、コマンドを入れてからIrfanViewでExif情報を確認してみることを数回実施して「ImageDescription」を削除できることがわかった。次に複数枚をテンポラリフォルダに移して、同様操作を実施して再確認する。

コマンドが正しく動作することを確認したので、全ての写真をテンポラリフォルダに移して、コマンドを実行する。オリジナルの写真はそのままにしておく。コマンドの内容としては、「ImageDescription」tagを削除して、上書きする。(オリジナルファイルは残さない:本当のオリジナルの写真は別フォルダに残してある)

exiftool -p -overwrite_original -imagedescription= *.jpg

この結果の写真を「Windows Live ムービーメーカー」の「ストーリーボード」に乗せても、写真に「OLYMPUS DIGITAL CAMERA」は表示されなくなった。ムービーも「ストーリーボード」に乗せる。写真が縦位置のものを「右(左)に回転」で見られる位置になるのは簡単そうだが、ムービーも縦位置で撮影していたものも簡単に「右(左)に回転」で正常な方向性で見られる。これがソフトの力なのかと思う。

音楽もBGMとして入れる。「Windows Live ムービーメーカー」で作成したファイルは「Windows Media Player」とかでは再生できるが、DVDプレイヤーでは再生できない。その後の処理として「Windows DVDメーカー」を使用してDVDプレイヤー用のDVDを作成する必要がある。これには少し時間がかかる、CPUの処理能力にも寄るだろうが。

作成したDVDを親戚各人に配布する枚数をコピーする。プリンタブルDVDを準備しているので「らくちんCDダイレクトプリント for Canon」でラベルを写真や文字を入れて印刷する。

100円ショップでDVD送付用封筒を購入してメール便で発送。

https://www.ktservices3.com/

投稿者 owner : 2012年09月10日