2012年09月18日

A disk read error occurred

「A disk read error occured」が表示されてPCが起動しないとのコール。

それまでにHDDのエラーが出ていたとか、近くで雷鳴していたとかの症状や状況は発生していなかったとの事。しいて言えばCATVが映らなくなり、CATV業者を呼んで修理してもらったらしいが直接影響はないだろうとの事である。HDDの故障が原因と判断してからだと、HDDの購入、再訪問となってしまうのでHDDを購入持参することに合意を頂く。現在使用中のHDDは250GBなので、今後の事も考えて1TBのHDDを購入。

訪問してPCを起動すると確かに「A disk read error occurred Press Ctrl+Alt+Del to restart」と表示される。それで「Ctrl+Alt+Del」を押すが反応しない。そうだ!キーボードも効かないと言われていたのに、検証用のキーボードを持参するのを忘れた。それではResetボタンを押して、BIOS起動中にF2を押してみると、キーボードは効いて反応する。BIOSの起動が終了するとキーボードが効かなくなるらしい。BIOSの「Legacy USB Support」を「Disable」になっていたのを「Enable」にして起動させると、今度は「Ctrl+Alt+Del」でもPCをReset出来るようになった。

Windows7のインストールディスクを起動したら英語メニューが表示され「Last Know Good Configuration」を選択して実行したが以前と同じようにPCは起動しない。

次にBIOSでHDDを確認すると認識していない。HDD故障の確率が高くなってきた。HDDを持参したUSB接続ケーブルで、持参したPCに接続。HDDは3パーティションにしてあり、D、Eドライブは見えるがCドライブを認識しない。いよいよHDD故障の確率が高まる。

HDDを本来のPCに接続し、起動させたら「Unmountable Boot Volume」で「0x000000ed」のブルースクリーンとなった。HDDの状況に変化があったので修復の可能性が出てきた。修復できた場合は購入・持参したHDDはバックアップ用として利用することに約束していたので購入したHDDは無駄にならない。

Windows7のインストールディスクを起動する。その中から「コンピューターを修復する」を選択する。「システム回復オプション」の「スタートアップ修復」を選択する。「Windowsの起動に伴う問題の修復用回復ツールを使用します。修復するオペレーディングシステムを選択して下さい。」の下のボックスには「オペレーディングシステム」は表示されていない。選択するOSが見えない。

が、そのまま「次へ」を押して修復を実施させる。少し長い時間、何かを実行していたがうまく行かなかったと出力される。ダメ元で再度同じオプションを選択し実行させると、再起動されてWindows7が起動した。一度目で途中まで修復できたが最後まで完了せず、程度が軽くなったのだろうか。二度目で修復が上手く行ったらしい。

再起動や、電源オフ/オンをさせてもWindows7は起動する。「A disk read error occurred」や「Unmountable Boot Volume」は再発しない。しかし問題が発生したHDDは長持ちしない可能性があるのでバックアップは必要である。

購入・持参した1TBのHDDをPCに接続し、バックアップ用とする。「DriveImage XML」をダウンロードし、バックアップに使用する。持参した7世代バックアップ用バッチを環境に合わせて調整し、バックアップの1世代目を取得する。Windows7のCドライブを取得するのはWindowsXPに比べて長い時間を必要とする。

「DriveImage XML」でバックアップした中から、一ファイルを戻してみる操作を見ていただく。実際にやらなくても過去のファイルが必要になった時に思い出してもらえれば助けになるかも知れない。

缶ビールとつまみをご馳走になり、退散。

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投稿者 owner : 2012年09月18日