2011年11月07日

Windows7 環境構築 (6:OSとOffice)

Windows7はProfessionalで64bitを購入した。時期的にSP1が統合されている。何かあった時にはSP1以降からインストールすれば良いことになる。

PCを起動するとBIOSが終了するまでの時間が非常に長い。後で分かった事だが「Windows7 環境構築 (2:KVM)」で購入したKVMがWindows7側に接続設定されていると、そのようになってしまう。使用しているマザーボード「M4A88TD-M/USB3」の特性のような気がする。WindowsXPで使用しているマザーボード「M2A-VM HDMI」ではそのような状況は発生しない。BIOS自体を起動した時もKVM経由では待ち切れないほど動きが遅い。なので、BIOS自体を起動する時には、マザーボード直結のキーボードを使用する。OSが起動された後、KVMをWindows7側に接続設定する場合には、そのような状況は発生せず順調である。PCを起動した時に、KVMは起動した側と反対側の接続設定が自動的にされているのは、そのような理由があるのだろうか。

仕事でWindows7を操作していてもあまり気にしなかったが、自身のPCで操作すると気に入らないのがアプリを起動した時に、前回と同じ位置にウィンドウが開かない事が多い。特にOS関連のものが多い。前回終了時の情報を記憶しておいてくれるソフトは、嬉しい限りである。TeraPadはオプションの「ウィンドウ」タブの「起動時のサイズと位置」で記憶させることが出来る。

Google Chromeも小さめに表示される。調べたら「ユーザー」→「ユーザ名」→「AppData」→「Local」→「Google」→「Chrome」→「UserData」→「Default」のPreferancesの中にその設定があった。Chromeが起動していない時に、その内容を変更設定すると、その大きさ・位置で起動させるようにすることができるようになった。Firefoxは記憶されているようだ。レジストリで管理される以前のアプリケーションでは「ini」ファイルに、そのような情報も含めて保持していたが、それらがある方が便利な時もある。

Windows7機からWindowsXP機への参照をどのようにさせるかだが、初めのうちは「リモートデスクトップ接続」を使用した。Windows7機からWindowsXP機を操作して、またWindows7機に戻って来る。これでは既存のデータを処理するのはWindowsXP機なのでWindows7機が育たない。

Google IME(Google 日本語入力)を育てるためにもWindows7機で操作する必要がある。それにはExcel、Wordが必要なので「Office2010 Personal」を購入した。Accessも入ったProfessionalが欲しかったが予算の関係もある。その他はかなりな部分が無料のソフトで対応可能である。

次に実施したのはWindowsXP機のデータを保存しているドライブを共有に設定した。「ネットワーク」から一回接続すれば、Windows7機にあるかのように操作可能となる。Excelで「保存」を押下した場合に若干の遅れが見られるが許容範囲である。Windows7機にはデータを置いていないので、こちらを共有にしてWindowsXPから使用することはない。

私が使用しているアプリケーションのWindows7への対応状況であるが、64ビット版を使用していてもほとんど困ることはなかった。しかし「CanoScan D660U」はWindows7に対応していなくてドライバを発表していない。Vistaまでである。これからも発表されることはないらしい。XP Modeで使用することになるか、新しいスキャナを購入することになるか。

また「なんでもエコ印刷フリー版」はWindowsXPまでの対応で「Windows7には対応しておりません。」との記述。製品版でも「対応の予定はございません」とキッパリ。私にとっては有用性の高いソフトなので製品版でもと思っていたが残念。同等機能を有するWindows7 64bit対応のソフトを購入することになるだろうか。

まだWindowsXP機だけを起動する場合がある。

Windows7 環境構築 (5:MotherとCPUとMemory)
Windows7 環境構築 (4:HDDとODD)
Windows7 環境構築 (3:電源ユニット)
Windows7 環境構築 (2:KVM)
Windows7 環境構築 (1:始動)


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投稿者 owner : 2011年11月07日