2010年04月18日

GPS GT-730FL-S (2)

GPS GT-730FL-Sを連れて歩いてみた。

近くに用事があった時に持ち出した。ドアを出て電源スイッチをオンにしてから、青色LEDが点滅するまで1分ほどかかって衛星を捕捉したようだ。ネックストラップで首から下げてジャンパーの下に入れて歩いた。

道路を歩いているときは、順調にLEDが点滅しているがビル内に入ると点滅が点灯に変わるので衛星を捕捉していないのが分かる。ビルを出てから15秒ほどで点滅に変わるので衛星を捕捉したようだ。

COMポート番号を確認してから「PhotoTrackr」を起動する。「PhotoTrackr」で「TripRecords」の「Download Trip Record」でデータを吸い上げようとするが「Unable to communicate with logger, please select the correct COM Port and try again.」で接続しないようだ。どうして繋がらないのか。先人たちのブログの写真を見ると「Canmore PhotoTrackr」となっているしツールバーは日本語になっているが、私のソフトは「GiSTEQ PhotoTrackr」になっているし、「Setting」→「Software」→「Japanese」を選択しているが日本語にならない。秋月電子通商のFAQページを見ると以前のバージョンにすると日本語表示になるらしい。

繋がらないのは、これのせいではないらしい。「プロアトラス」と接続したときにボーレートを9600bpsに設定したが、この「PhotoTrackr」はボーレートを設定する場所がないので「SkyTraq(GPS Viewer)」でディフォルトの38400bpsに設定したら「PhotoTrackr」に繋がった。これが分かるまで時間がかかった。取り込んだデータはGoogleMapではなくGoogleEarthで表示させたいと考えた。

調べてみるとGPXフォーマットだと、そのままGoogleEarthに読み込ませられるらしい。「GPS GT-730FL-S」のデータをGPXフォーマットに変更するプログラムが無いかと探すと「PhotoTrackr」自体が変換機能を含んでいることが分かった。

「PhotoTrackr」の右下「TripRecord」の中の該当するレコードを右クリックすると、数種類のフォーマットでエクスポートする事が可能である。これでGoogleEarthから直接データを読み込んで軌跡を表示することができた。GoogleEarthでは2種類の表示方法が可能である。トラックポイント毎にクリック可能にする表示がお気に入りである。

その後は家を出るときには「GPS GT-730FL-S」を持ち歩いている。電源を入れた直後と、ビルの中に入り衛星を捕捉しなくなってから、ビルを出たときにトラックポイントが10数個あちこちに飛んでしまう。歩いている時にはビルの影になったような時にも軌跡がはずれる傾向がある。電車に乗っている時は思いのほか正確にトレースする。

GPXフォーマットはXMLなので、飛びはねているデータ(トラックポイント)を削除することも簡単に出来てしまう。道を10m程度踏み外して連続しているような軌跡などはそのままにしておく。速度も表示可能で概ね近いスピードになっている感じである。あちこちで指摘されているが高度の表示は不正確で、地下深くを歩いている事になっている時もある。

電車に乗っていて駅に入り、駅から出てくるとデータが飛んでいる。コンビニに入って出てくると、入っている間は短いのだがトラックポイントはコンビニの周りを遊び歩いている。今は衛星の捕捉間隔はディフォルトの5秒のままだが、これをもっと短い間隔にしたら状況は変化するのだろうか。1秒は短すぎる気がするので2秒にしてみよう。

面白い安上がりの玩具を手にいれたようだ。


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投稿者 owner : 2010年04月18日