2009年08月13日

UBCD4Winを作る

前回はUBCDのUSBメモリ対応版を作成したが、今度はUBCD4Winを作成した。

準備するものは
(1)WindowsXPのCD
(2)UBCD4Win
(3)CD/DVD

これまでBartPEを作成していたWindowsXPのCD内容には、SP2を統合したものを使用していたが、この際なのでSP3を統合したものに変更する。SP3の「ネットワークインストールパッケージ」をダウンロードする。325MB程度あるが光だとそんなに時間がかからなかった。

WindowsXPのCDの内容をHDDにコピーしておく(そのフォルダをD:/WinXPとする。SP2が統合されている)。コマンドプロンプトで「ネットワークインストールパッケージ」をダウンロードしたフォルダに移って次のコマンドを実行する。

Windowsxp-kb936929-sp3-x86-jpn.exe /integrate:D:\winxp_sp3

これでSP3が統合されたWindowsXPが作成された。

次にダウンロードしたUBCD4Winを実行してフォルダにファイルを収める(D:/UBCD4Winとする)。その中のUBCD4WinBuilder.exeを実行する。通常ならダイアログに対して肯定のボタンをクリックするのだが「Search files?」の「Search for Windows Installation files?」に対しては「No」と答えると説明がある。

UBCD4Winには数多くのアプリケーションが準備されているので「Plugins」で使用するアプリケーションを選択しても良いが、とりあえず全て入れたまま「Build」する。BartPEで必要なPluginを準備するのに比較すると、非常に簡単である。isoファイルを作成してDVDに焼いてみる。私が必要とする「DriveImage XML」「IrfanView」は既に入っているし、英語版でも問題ないが、日本語が表示されるべきところが文字化けしているのは気持ちが悪い。

そこで先人方の業績を調査してみると、「せっち屋えぶろーぐ」さんに、日本語化に関する苦労話と解決策がある。それに従い実行すると見事、日本語化された。UBCD4Winのメニューに「Windows Recovery Console」があり、この作成したDVDで回復コンソールが実行できるらしいので選択してみると「C_932.nls not found」とかのメッセージが出されて実行できない。

これも、先ほどの「せっち屋えぶろーぐ」さんの中にも参照先が記述されているが、「モルモットパソコン」さんの「過去の涙の奮戦記」に日本語化に関する解決策が記述されている。

UBCD4Winの基本的な稼動は確認できた。アプリケーションに関しては、少しカスタマイズして使用しないもの削ぎ落として行こうかな。

https://www.ktservices3.com/

投稿者 owner : 2009年08月13日