2009年05月21日

国宝 阿修羅展

「国宝 阿修羅展」を見てきた。

平日にかかわらず上野の森はたくさんの人が繰り出していた。駅すぐ傍の国立西洋美術館では「ルーヴル美術館展」が開かれている。歩を進めて国立博物館平成館へ向かう。こちらもたくさんの人である。5月14日には50万人目の来場者があったらしい。「混雑のため入場規制中です。待ち時間60分」の看板が出ている。

平成館の前では日傘を貸し出している。入口の前までは七つ折れのように並んでいる。並び初めから入口に辿りつくまで55分要した。Estimationは素晴らしく正確である。前売り券は「国宝 薬師寺展」に行った時の様に「みどりの窓口」で購入しておいた。入口のエスカレータの前で上掲のチケットに交換してもらった。

入口近くは東京国立博物館所蔵の8世紀頃の水晶などが展示されている。その後いつものようにコーナを曲がると上部から少し見下ろすように「阿修羅像」が見物客の中に明るく見えるように設置されている。手摺が丸く作られており、そこを時計回りに動いてくださいと言われながら、ぞろぞろ「阿修羅像」を前から横から背中から見られる仕掛けである。

その後も「興福寺」所蔵の「八部衆」や「十大弟子」「四天王」の立像が間近に見られる。もっと早く来館していたら3躰多く見られたようだ。

ショップには記念品を買い求めるお客様でごった返している。私も記念に一枚ポストカードを購入した。

平成館から出たら、もう並んでいるお客さんはいなくて入口へ直行できるようになっていた。まだ一時間は館内に居られる時間がある。「ルーヴル美術館展」の前を通ると、そろそろ閉館らしい。

1300年前の空間から車や電車が行きかう現代に戻ってきた。


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投稿者 owner : 2009年05月21日