2008年05月13日

Outlook Express から フォルダ管理

Windows2000からWindowsVistaに移行したらアドレス帳でフォルダが使えない事への対応。

結論から言えばOutolook ExpressからThunderbirdへ移行が完了した。ネットで調べた状況では、出来ないからそのまま移行、または我慢しながら使用が多い。

以前に調べたようにOutlook Expressで使用していたフォルダをWindowsメールで使用する事はできないとMicrosoftは言い切っている。私がネットで調べた範囲では、それをクリアした記事は見つけられなかった。

Outlook Expressのアドレス帳をCSVでエクスポートすることは可能なようであるが、このサイトを見るまでは出来なかったので私としては重要である。自分では使用していないOutlook Expressを起動して、テストでメールIDを作成、エクスポート、インポートする等をテストした。

対処する方法は次のとおりである。
(1)Outlook Expressの同じフォルダに属する人に同番号を付番する。
(2)Outlook ExpressからCSVエクスポートする。
(3)そのファイルをExcelで開き、番号順に「並べ替え」して保存する。
(4)番号毎に保存したファイルを「Thunderbird」にインポートする。

CSVで出力可能であれば、その後はどうにかなりそうである。Excelで操作可能になるのでOutlook Expressの管理から抜けられる。インポートにCSVが対応されていればどうにかなる。これが重要だと考えた。

Outlook Expressの同じフォルダに入っているメールID毎に同番号を与える。ほとんど使われていない「ニックネーム」を使うことにする。そのフォルダに属するメールID全てに「1」、次のフォルダのメールID全てには「2」のように個別に入力する。500人あってもたいした事では無いですから頑張りましょう。

完了したら先程の手順でエクスポートする。この手順でも残念ながらフォルダ毎に出力されないのでExcelで処理する必要がある。フォルダ毎に付番してエクスポートしたファイルをExcelで開き「ニックネーム」で「並べ替え」して、番号毎に保存する。保存するファイル名がThunderbirdでフォルダ名になるので考慮して決定する必要がある。

ここまで出来たら、Thunderbirdでフォルダとして処理が可能となる。Thunderbirdのアドレス帳で、それぞれのファイルをCSVでインポートする。インポートする時にメールアドレスがOutlook ExpressとThunderbirdで整合するように注意する。アドレス帳で種々の管理をしている場合は各フィールドが適合するように設定する必要がある。これでThunderbirdのアドレス帳にOutlook Expressのフォルダが再現される。VistaでもOutlook Expressのフォルダを同じように使用できるようになる。

メール・リストはOutlook Expressの操作と同じように出来るので簡単。要はフォルダを再現する方法をどのように具体化するだけなので、別の方法もあるでしょうが、私の場合はこれでお客様にOKをもらいました。

Windowsメールでは残念ながら出来ないので、Thunderbirdに乗り換えましょうか。


https://www.ktservices3.com/

投稿者 owner : 2008年05月13日