2008年02月22日

コマンドラインからメール

先日お呼びいただいたようなトラブルは、早めに判ればいいのにと思っていた。

サーバやNASでは障害が発生した時に、管理者にメールを送信する機能があったりする。メールを送信する機能自体が生きていなければならないが。お客様に提供しているバックアップ機能はバッチ起動なので、コマンドラインからメールを送出できれば同じような事が可能なような気がする。ましてや常時接続が一般的である。

調べてみるとtelnetで、その機能は実行できるようである。telnetでコマンドを一行ずつ打っていったら途中でタイムアウトになることもあるが、メールを送信できた。これならもうプログラムを作って公開している人がいるでしょう。メールだから日本語が使えなかったら、あまり嬉しくない。それで日本語のプログラムを探したらありました。

「SMAIL」。当に「送信専用コマンドラインメールソフト」。あなたが探してたのはこれです、といわんばかりのソフトである。TeraPadにコマンドを記入・保存してバッチで動かしてみる。3回ほど修正しながらやってみたら、メールを送信できた。Thunderbirdで受信してみる、正常に到達している。

このバッチにDriveImage XMLの起動とerrorlevelの確認を組み込んで、動かしてみる。DriveImage XMLがerrorlevel(Return Code)を返すのかも判らないので、0以外はメールを送信するような設定である。DriveImage XMLがバッチ起動して「Batch Mode」を表示している間に「Cancel」をクリックするがメールは送出されない。「echo %errorlevel%」では0が返っている。

DriveImage XMLが正常にバックアップを取得出来なかった場合に0以外のReturn Codeを返すのだろうか、少し調べてみたが該当するページがあるかは見つけられなかった。いつも0を返すのでは、このバッチは構想倒れである。実際にエラーが発生してバックアップが正常に取得できないテストは無理である。

しかし、この「SMAIL」は別の機会に役立つ時が来るような気がしている。


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投稿者 owner : 2008年02月22日