2007年09月12日

Explorerが100%

カーソルの動きが遅いように感じたので調べてみた。

Googleデスクトップがインデックスでも作成しているのかなと思ったりした。タスクマネージャを起動してみるとCPU使用率が50%程度で推移している。CPU使用率が50%程度を維持しているのは「プロセス」を見てみるとexplorer.exeであった。

PCの構成変更したてで、現在はAMDのAthlon64x2であるから片方のCoreが使われ続けている。Dual-Coreで50%であるから、シングル・コアのCPUにしてみれば使用率100%である。Hyper-ThreadのCPUでも50%程度に表示されるであろう。

早速検索してみたら、すぐに見つかった。
エクスプローラで項目を右クリックすると、プログラムの実行が停止するか、Explorer.exe がCPUを100パーセント使用する
最終更新日が2003年5月23日であるから、ずいぶん前から発覚していたバグである。私のPCで以前から発生してもよさそうなバグである。原因に述べられている「エクスプローラの項目を右クリック」する操作は多用している。バッチを動かすときも「ダブルクリック」ではなく「右クリック→開く」である。

問題の一つとして、「回避策」があるからなのか、このバグに対するフィックスは発表されていないようだ。タスクマネージャを調べない人や、CPUがシングル・コアで他のタスクの動きが取れなくなった人はPCをリセットしているのだろうか。リセットしてしまうと、また正常に動き出すので気にしなくなってしまうだろうか。4年以上も放置されているバグ。原因(となる設定)も判明しているのに修正してくれないマイクロソフト。これが自動更新で修正されたら助かる人が大勢いるだろうな。

もう一つの問題としては、ここや、「svchost.exeが100%」でも書いているが、CPUはDual-Coreが多くなって「CPUを100%」の表現が合わなくなっている現実もある。片方のCoreが100%使われていても、PCは遅くなったかな程度で動くのである。動いていればバグ(不具合?)とは気づかない場合もある。

PC自作支援代行でXPを設定する時のチェック項目に入れておこう。もうVistaの時代かな。


https://www.ktservices3.com/

投稿者 owner : 2007年09月12日