2007年08月11日

富岡製糸場

法人案件で上州富岡へ行くので下調べをしていた富岡製糸場を見学して来た。

Google MapやプロアトラスSV3で調べても富岡製糸場の記載はない。Google Earthの写真もボケボケでさっぱり判らない。関連サイトなどを見ると駅からの徒歩圏内である。近くても仕事で持っていった荷物は持ち歩きたくないと思っていたら駅舎の窓口で一時預かりをしてくれる張り紙があった。PCや荷物を一つにまとめてお願いしました。250円。

上州富岡駅は群馬サファリパークへの入口でもあるらしい。おばさん3人が上信電鉄から降車してきて駅員さんに貸自転車を頼んでいる。調べたら無料らしい。そんなサービスもあるんだ。荷物の一時預かりよりも貸自転車の方がコストがかかりそうだが。

富岡製糸場を見学するためだけに、高崎から上信電鉄に乗ってやってくることはないだろうから良い機会である。この上信電鉄も「SUICA」は使用できない。街を歩いている人は少ないのだが街中に「富岡製糸場」を世界遺産にしようとの「のぼり」が立っている。世界遺産に登録されたら人の流れも変わってくるだろう。

一時間毎に解説員の方が説明しながら案内してくれるようだが、到着したのが丁度12時で13時までは時間がある。解説員と一緒でなければ見学できないか入場券発売所で確認したが一人でも見学できるとの事なので、そのまま入場。500円。

木骨レンガ造りという工法らしく、ここは明治5年らしいが、もう少し後に作られている北海道・小樽の倉庫群も同じ工法である。似たような景観で懐かしくも感じられる。ウィークデイで昼飯時でもあるので見学者も少ない。リタイアしたらしいご夫婦が二組。デジカメ一眼をぶら下げている。スイスイ見学できて、写真も好きなアングルで撮れる。

電子機器で制御するのではなく全て機械制御で、絹糸が絡んでもセンサが感知しない。現在の工場では考えられない人間による管理が必要であったことだろう。吸引掃除機も無いのだから機械の清掃も日課の重要作業であっただろうと思われる。業務日誌も今ならPCで入力して終了だが、筆・墨で記入したであろうか?でも少し前でも同じような方法だったか。

小一時間ほど見学して入場門に近づいたときには13時の解説員付き見学者集団が入ってきた。15人程であろうか、一足お先に失礼。


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投稿者 owner : 2007年08月11日